ロジテックは、最大QWXGA(2,048×1,152)表示対応のUSB接続ディスプレイアダプタ「LDE-WX015U」を発表した。価格はオープンプライスだが、オンラインショップ「ロジテックダイレクト」の直販価格は9,980円。発売予定は8月下旬。
LDE-WX015Uは、DisplayLinkのデュアルコアエンジンDL-195を採用することで、従来製品よりも高速な描画処理を実現。USBバスパワー対応で、PCから供給される電源で動作する。サポートする解像度は、QWXGA(2,048×1,152)、WUXGA(1,920×1,200)、フルHD(1,920×1,080)、WSXGA+(1,680×1,050)など(Mac OS Xの場合は最大1,920×1,200)。
また「マルチディスプレイ」と「ミラーリング」の2つのモードを搭載。マルチディスプレイモードでは、サブディスプレイを追加することで2台のディスプレイの表示空間を同時利用できる。ミラーリングモードでは、サブディスプレイに1台目のディスプレイと同じ画面を表示可能だ。
また1台のPCにLDE-WX015Uを4台まで接続して、同時に利用可能。追加したディスプレイの画面は「90度」ずつ回転させることができ、縦表示も行える。
付属の「DVI-VGA変換アダプタ」を利用することで、インタフェースがD-Sub15ピンのみのディスプレイでも使用できる。D-Sub15ピンを搭載するハイビジョンTVやプロジェクタとの接続も行える。
インタフェースはUSB 2.0。コネクタ形状は、USB側がUSB mini-B、ディスプレイ側がDVI-I。サイズはW50.7×D88.6×H18.5mm。重量は55g。対応OSは、Windows 2000 SP4/XP SP2(32bit)/Vista(32/64bit)以降、Mac OS X 10.4.11以降(Intel Macのみ)。Windows 7にも対応予定。USBケーブル(約1m)も同梱されている。