ダイハツ工業は17日、新型軽乗用車「ミラ ココア」を発売した。女性をターゲットに、気軽に運転できる扱いやすさ追求したという。価格は105万-143万2000円。

ミラ ココア プラスG 2WD ※ミストブルーマイカメタリック

立体駐車場に入る全高1530mmのコンパクトなボディサイズながら、室内長1930mmと室内幅1345mmの室内空間を実現した(一部モデルでは異なる)。斜め後方の視界を確保するリアラウンドガラスや前方視界の死角を減らす細いフロントピラー、水平基調のボンネットなど、運転しやすいパッケージとしている。

エクステリアデザインは、シンプルな基本造形に角に丸みをつけた"なで肩&台形シルエット"。「ココアプラス」には、ルーフレールやシルバーリング付のフォグランプなどを採用している。ボディカラーは新色を含む全9色を設定した。

インテリアも、水平基調のシンプルな基本造形を採用。インストルメントパネルやドアトリムもラウンドスクエアにすることで統一感を図るとともに、パイピングを施した。内装色はアイボリーとブラックの組み合わせ。「ココアプラス」には、「ココア」エンブレムやイエローベジュのパイピングを施したデオドラント機能付きのスエード調シート表皮や、シートとコーディネートしたファブリックトノカバーを採用した。「L」と「X」には、グレイッシュベージュの柔らかで立体感のあるシート表皮を採用し、エッジ部分にコーナーパッチを施した。

シフトポジションを「R」にすると、ルームミラーにバックカメラの映像を映し、車庫入れなどをサポートする自動防眩機能付のバックモニター内蔵ルームミラーを採用(一部モデルはオプション)。また、左後輪付近の視界をサポートするリバース連動ドアミラーや、車外が暗くなると自動で点灯するオートライトを採用した(一部モデルはオプション)。そのほか、ドライビングポジションが選べるアジャスタブルパック(運転席シートリフター&チルトステアリング&アジャスタブルショルダーベルトアンカー)、回転方式で開閉する助手席のインパネアッパーボックスなどを採用している。

エンジンには連続可変バルブタイミング機構ツインカムDVVT 3気筒「KF-VE型」を搭載。「ココアX」、「ココア プラスX・G」の2WD車は、「環境対応車普及促進税制(エコカー減税)」として、75%の減税措置、および「環境対応車普及促進対策費補助金(エコカー補助金)」に適合する。

サイドビュー

リアビュー

プラスG インパネ

プラスG シート

シート ※ブラックインテリアパック

自動防眩機能付バックモニター内蔵ルームミラー

リバース連動ドアミラー

ショッピングフックとISO FIX対応チャイルドシート

衝突安全ボディ<TAF(タフ)>