男性の育児休暇取得率はまだまだ低いものの、最近の"パパ"は子育てに積極的に参加しているようだ。アジャイルメディア・ネットワークがこのほど実施した「パパの子育てに関する意識調査」の結果で、その実態が浮き彫りとなっている。

同調査は7月17日~7月18日、現在3歳未満の赤ちゃんを育てている20代~40代のパパ・ママ2,000名対象に行われた。パパに聞いたおむつ替えを手伝う頻度は、「1日平均1~2回」(56.0%)、「1日平均3~5回」(20.8%)、「1日平均6~8回」(6.4%)、「1日平均9回以上」(1.6%)を合わせると、約85%が1日1回以上手伝っている。そのおむつ替えの自己採点平均は69.1点で、評価のポイントは「技術」や「素早さ」だという。100点をつけたパパのからは「どんな体制でもサッと替えられるから」(29歳)、「子供とお話をしながら交換するから」(38歳)といった余裕の声が挙がった。パパの52.9%が、子育てについて話ができる「パパ友」がいるとも回答した。

一方、ママがパパに手伝ってほしい育児の1位は「遊び相手」、2位「お風呂」、3位「おむつ替え」の順に多かった。パパに手伝ってもらう工夫としては、「パパがしてくれる方が子供が喜ぶとか、パパの方が上手だと褒める」(29歳)、「具体的に『何がして欲しい』と言う」(37歳)、「パパがしてくれることには、できるだけ口を出さず、見守るか、いっそ見ないようにする」(33歳)などがあるようだ。