F4のジェリー・イェン、飛輪海のウーズン、歌・ダンス・司会とマルチな活躍を続けるショウ・ルオ。台湾で絶大な人気を誇る3人が一堂に会した話題のドラマ『ホット・ショット』がついに日本に上陸。2009年春に字幕版が放映されるやいなや、海外ドラマファンから厚い支持を受け、8月からは二カ国語版の放送も始まっている。

■『ホット・ショット』ストーリー概要
"バスケの戦神"と呼ばれる名プレイヤー、東方翔(トンファン・シャン=ジェリー・イェン)。彼が無敗のバスケット名門大学から、スポーツ活動が全く振るわない霹靂大学に転入したことで、その周囲は騒然となっていた。一方、祖母になぜか幼いころからバスケを禁じられて育った野生児の元大鷹(ユエン・ターイン=ショウ・ルオ)は、全くの素人ながらもバスケを愛してやまない男。祖母の突然の死をきっかけに、祖母の遺言に従い、霹靂大学の学長を訪ね、霹靂大学へ編入することになった。一時はバスケから離れた東方翔だったが、大鷹の挑発により弱小バスケ部に入部し再びバスケの練習を始める。全国優勝を目指していく中、いつしか堅い友情の絆で結ばれた翔と大鷹だが、翔の幼なじみ・湛潔児(ジャン・ジエル=チョウ・ツァイシー)に恋心を抱く。ある日、バスケ界から忽然と姿を消した伝説のプレイヤー、無極尊(ウージー・ズン=ウーズン)が挑戦的な態度で現れる。東方翔、無極尊、元大鷹の運命が交差した時、霹靂大バスケットボールチームの歴史も大きく動き出していく……。

ジェリー・イェン

ウーズン

ショウ・ルオ


小西克幸、浪川大輔、谷山紀章が語る台湾ドラマ『ホット・ショット』

(写真左から)浪川大輔、小西克幸、谷山紀章

『ホット・ショット』の二カ国語版にて、ジェリー・イェンが演じる東方翔、ウーズンが演じる無極尊、ショウ・ルオが演じる元大鷹、それぞれの吹替を担当しているのが声優の小西克幸、浪川大輔、谷山紀章の3人。そこで今回は、小西、浪川、谷山が語った字幕版とはひと味違う『ホット・ショット』二カ国語版の魅力について紹介しよう。


――みなさんが演じられた役について教えてください

小西克幸「僕が演じる東方翔(ジェリー・イェン)は、バスケ漬けの環境の中で育ったエリート。でも、そこから逃げ出すように親元を離れ、新しい人生を歩もうとするんです。それなのに転入した大学で元大鷹たちと出会うことで、今まで気づかなかった新たなバスケの魅力に取りつかれていく。しかも、そうやって仲間たちとの交流を重ねていく中で、クールだった性格がどんどん表情豊かになっていくんです。そういう意味では、作品中、人間として一番成長していくキャラクターなのかなって思いますね」

浪川大輔「元大鷹(ショウ・ルオ)は、見た目通りの元気な男の子です(笑)。感情がとても豊かで、とらえどころのない良さがある。また、バスケットに関しては素人なのに、野生児ならではの勘の鋭さがあって、チームメイトの東方翔と良きライバル関係を築いていくんです。東方翔とは恋の上でも敵対するのですが、その恋の駆け引きも不器用で彼らしい魅力にあふれていますので、そこも見どころですよ」

谷山紀章「ウーズン扮する無極尊を演じています。彼は、ひと言でいえばとてもクールでカリスマ性のある男。また、時おり現れては東方翔の手助けをするのですが、いつも着かず離れずといった感じで、少しミステリアスなところもありますね。最終的に、物語にどう絡んでいくのかというのも一つのポイントになっているので、初見の方はそのあたりも楽しみにして見てください」

――ズバリ、この作品の魅力を挙げるなら……?

浪川「ドラマとしての面白さはもちろんですが、CGがすごくカッコイイ。特にバスケの場面では、選手たちの流れるような動きを堪能できます。それに友情、恋愛といった要素もふんだんに盛り込まれていますので、いろんな楽しみ方ができると思います」

谷山「やはり、派手なワイヤーアクションでしょう! これこそが作品の肝だと思いますから。それに、バスケのシーンもとっても本格的。毎回、迫力のある試合が展開していきますので、そこも要注目ですよ」

小西「みなさんのおっしゃる通りです(笑)。熱血・スポ根・友情・恋愛……と、本当にいろんな要素が詰まってるんです。それに、予想のつかないストーリーが待ち受けているかと思えば、一方で見せ所はしっかりと丁寧に描いている。本当に何度でも繰り返し楽しめる作品ですね」

――ひと足先に字幕版が放映されましたが、二カ国語版ならではの面白さはどこでしょう?

谷山「このドラマはアクションが多く、映像自体に見どころがたくさんある作品なんですね。ですから、字幕を目で追っていくよりも、吹替の方がご覧になりやすいのではないかと思います。それに吹替だと、先ほど紹介したワイヤーアクションを見逃すこともない。これも大きなポイントですね(笑)」

浪川「字幕だと一度に表示できる文字数に限界がありますが、吹替ではセリフの一つひとつをしっかりと伝えることができる。そういう意味でも、よりドラマの深い部分まで楽しめるんじゃないかと思います。また、僕が演じる元大鷹のおしゃべりがすごく面白いので、そこをこの二カ国語版ではじっくりと味わっていただけると嬉しいです」

小西「またもや、お二人の言う通りです(笑)。付け加えるなら、日本語のほうが慣れ親しんでいるぶん、観る方も役者に感情移入しやすいんじゃないでしょうか。僕ら自身も、実際に演じている役者さんと同化したような気持ちでセリフを表現しているので、その雰囲気を感じ取ってもらえると嬉しいですね」

――みなさんがそれぞれ演じられた役の一番の見どころを教えてください

小西「回を重ねるごとに増えていく、東方翔の笑顔ですね。というのも、彼は最初クールなのに、徐々に人間味が出てくるんです。ジェリーのファンにはお馴染みのハニカミ笑顔もたくさん見られますのでお楽しみに!」

浪川「どれも印象的なシーンばかりです。物語の中で元大鷹はどんどん成長していきますし、友情や恋愛を経験することで言動も少しずつ変わっていく。ですから、そうした心情の揺れ動きを楽しんで欲しいですね」

谷山「そうですね……、やはり最終回ですね。ここに無極尊のすべてが集約されてると言っても過言ではないですから。"それまでの物語は壮大な前フリなの!?"と思えるほどなので、最後まで目が離せませんよ」

――では最後に、この作品を楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします

小西「見て下さい! このひと言に限ります。まるで漫画の世界のような要素もふんだんに散りばめられていて、一度観始めると最後まで一気に見たくなるドラマです。日本で爆発的なブームを巻き起こすくらいみなさんと一緒に『ホット・ショット』を盛り上げていきたいですね」

浪川「本当に面白い作品です! ドラマ、アクション、CGとすべてにおいてインパクトのある作品になっていますので、絶対に見て損はしませんよ!」

谷山「アジアの人気俳優が三人も出演している最高の作品です。僕もワクワクしながら参加しました。字幕版で見た方も新たな面白さが発見できると思いますので、二カ国語版もぜひご覧になってください!」

――ありがとうございました



現在『ホット・ショット』の二カ国語版は、TOKYO MX、メーテレにて放送されているほか、8月31日からはKBS京都にて放送開始予定。またアジアドラマチックTV★So-netでは字幕版が放送中となっているので、こちらもチェックしておきたい。

また、地上波で放送されなかった全24話ノーカット完全版を収録した『ホット・ショット』のDVD-BOXの発売も決定している。こちらは日本版DVDならではの超豪華特典映像が満載となっており、台湾版DVDにも収録されていないメイキングやイベント映像など、キャストの素顔に迫る貴重な映像がボリュームたっぷりに収録されている。もちろん、小西克幸、谷山紀章、浪川大輔ら豪華声優陣による吹替音声も全編完全収録。第1話から第12話までを収録した「DVD-BOX I」が2009年12月2日、第13話から第24話までを収録した「DVD-BOX II」が12月23日に、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントから発売される。価格はいずれも15,750円。特典内容などの詳細については、『ホット・ショット』公式サイトをチェックしてほしい。

タイトル ホット・ショット完全版 DVD-BOX I/II
収録話数 第1話~第12話 (DVD-BOX I)
第13話~第24話 (DVD-BOX II)
発売予定日 2009年12月2日 (DVD-BOX I)
2009年12月23日 (DVD-BOX II)
品番 GNBF-1372 (DVD-BOX I)
GNBF-1373 (DVD-BOX II)
価格 各15,750円
発売元 ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
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