映画『ナイト ミュージアム2』の公開記念イベントが13日、都内映画館にて行われた。イベントには日本語字幕版の制作総指揮をつとめた鈴木おさむと、吹き替え版応援団長に名乗りを上げたタレントの辻希美が出席。映画の魅力、吹き替え版のポイントについて語り合った。
本作は、博物館の展示物たちが真夜中に動き出す冒険ファンタジーの第2弾。自然史博物館に保管されていた魔法の石版が、ひょんな事から世界最大の博物館・スミソニアンに運ばれてしまったため、館内の展示物たちが動き始めて大変なことに。そんな折、ニューヨーク自然史博物館を平和に戻した元警備員ラリー(ベン・スティラー)に、ある展示物から電話が入る。
鈴木は、「吹き替え版の映画を見ていると違和感を覚えることがあると思いますが、この映画はわかりやすくてクスクス笑えるおもしろい作品になっています」と自信をのぞかせるコメント。一方で、「どこまで変えていいのかわからなかった」という苦労もあったようだ。
「この辻ちゃんでもわかるんですよ」と本作の吹き替えを絶賛した辻希美。「しばらく映画に行ってませんが、この映画ならぜひ娘と一緒に見に行きたいですね」とのこと |
奥さんの森三中・大島美幸と映画を見に行くこともあるという鈴木おさむ。しかし大島はいつもポップコーンに夢中なようで、「この映画は、映画に夢中にさせたい」と語った |
映画はいつも字幕派という辻は、その理由を「見ている間に横文字が消えちゃうんですよ」と説明。鈴木がすぐ「字幕でしょ」と突っ込むと、「そう、字幕です!」と慌てて訂正する姿に、会場からは笑い声が。本作の感想を尋ねられると、「鈴木さんの吹き替えはとてもわかりやすくておもしろかったです。」と太鼓判を押した。
また、「本作の主要キャラクターを芸能人がやるとしたら」という質問に鈴木は、「顔が濃くて悪そうなファラオは中尾彬さん、背が低いことにコンプレックスを持っているナポレオンは爆笑問題の田中さん、ラリーはナインティナインの岡村さんかな」と解説。この話を聞きながら辻は大爆笑。「岡村さんがもっと大人になったらあんな感じになりそうですね」との辻のコメントに「彼も結構な大人ですけどね」と鈴木が突っ込むと、さらに笑いを深めていた。
映画『ナイト ミュージアム2』は、8月12日(水)、TOHOシネマズ 日劇他全国超拡大ロードショー。
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