カプコンは14日、Wii版『大神(おおかみ)』のストーリーとキャラクターイラスト、スクリーンショットを公開した。本作は日本画のような美しいグラフィックで、心温まるストーリーと胸踊る冒険が楽しめるネイチャーアドベンチャーゲーム。基本はプレイステーション 2版からの移植だが、Wiiリモコン&ヌンチャクを用いて、より直感的な操作が可能となっている。

<ストーリー紹介>
むかしむかし、ある神さまの伝説が語り継がれていました。
その神さまは「大神(おおかみ)」と呼ばれる立派な神さまで、
風のように野を駆け、命の営みを静かに見守ったと言い伝えられ、
人々に崇め奉られていました。

ところがある夜、大神様のご加護を受け、平和なときが流れて
いた世界に、恐ろしい災厄が襲い掛かりました。
はるか昔に封印されたと伝えられる「ヤマタノオロチ」が蘇り、
草や樹、動物、人間、命もつあらゆるものが、
そして太陽さえもがあっという間に一呑みにされていまい、
世界は闇の中に閉じ込められてしまったのです。

そんな中、ただ一つ災厄をまぬがれた村がありました。
「神木村」と呼ばれるその村は、
巨大な木に宿った精霊「木精サクヤ姫」の力一杯の加護によって、
世界を襲った災厄から、かろうじて守られたのでした。

「サクヤ姫」はあまりの災厄の大きさに嘆き、
古の盟約に従い、ある神さまの復活の儀を行いました。
すると、村の守護神である「大神像」に命が宿り、
呪われた大地を照らす天つ日と共に、
伝説の大神「アマテラス」が降臨したのです。

アマテラスはすべての命を救うために
災厄を振り祓う旅を始めるのでした。

ゲーム中でもストーリー紹介が行われる

キャラクター紹介

■アマテラス
百年前、ヤマタノオロチとの戦いに勝利するが、傷ついて実体を失う。神木村の守護神像の姿を借りて現世に復活し、少しずつ力を取り戻しながら世界に命を蘇らせる旅に出る。

■イッスン
旅絵師として全國行脚をしている小さな妖精。住み着いた神木村では、口の悪いイタズラ者で通っている。アマテラスの筆調べを盗むべく、強引に旅の道連れになる。

■サクヤ
神木村を見守るご神木「コノハナさま」に宿る精霊。突然、世界を襲った災厄から村を守り、復活の儀を行ってアマテラスを現世に呼び戻し、世界を救うことを託す。

ゲームタイトル 大神(おおかみ)
対応機種 Wii
対応周辺機器 Wiiリモコン&ヌンチャク専用
ジャンル ネイチャーアドベンチャー
発売予定日 2009年10月15日
価格 3,990円
CEROレーティング A (全年齢対象)
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