ひまわり証券は8日、東京・港区の笹川記念会館にて、システムトレードに特化した大型セミナー「ひまわりシストレフェスタ2009」を開催した。最近ではシステムトレードの人気が高まっているといい、同セミナーには、700人の定員に対し1,000名近くの申し込みがあったという。

ひまわりシストレフェスタ2009

開催の挨拶で、同社代表取締役 山地一郎氏は、「システムトレードのメリットや効果的なシステムトレードの使い方、トレンドで勝つための要素など、ひまわり証券が10年以上にわたって培ってきたシステムトレードのノウハウをお伝えしたい」と述べた。

ひまわり証券 代表取締役 山地一郎氏

セミナー内では、同社の運営するシストレコンテスト「第2回シストレNo.1決定戦~ひまわりダブルカップ」が行われ、受賞者が表彰された。同コンテストは、同社が提供しているシステムトレード用自動売買プログラム「トレードシグナル」を、専用プログラミング言語「エキーラ」によってプログラミングし、仮装売買を行うことで売買結果を競うというもの。株価指数先物取引部門と外国為替証拠金取引部門があり、両部門とも優勝者には賞金100万円が贈られる。

株価指数先物取引部門の優勝者はjackpotさんで、今回唯一の女性受賞者となった。システム名は「RSF」で、期間運用成績は100万円。優勝したjackpotさんは、「私が出した(運用戦略の)アイデアを会社の人にプログラミングしてもらったもので、まさかそれが1位になるとは思っておらず、びっくりしました。すごくうれしいです」と喜びを語った。

外国為替証拠金取引部門は、大会規定により、受賞は1位のみとなった。優勝者は、Salf Freakさんで、システム名は「SF001」。期間運用成績は19万4,700円だった。Salf Freakさんは、「今回は逆張りでいこうと思ったのですが、それが比較的功を奏したのではないかと思います。いただいた賞金は、実運用に回したいと思います」と、今後のシステムトレードへの意欲を述べた。

「第2回シストレNo.1決定戦~ひまわりダブルカップ」表彰式(写真提供 ひまわり証券)

なお、同社では現在、「第3回シストレNo.1決定戦」の参加者の募集を開始している。募集は9月30日までで、コンテストは10月31日~12月31日の期間行われる。