KDDI、沖縄セルラー、京セラの3社は10日、au携帯電話「W42K」(京セラ製)に搭載している電池パック「42KYUAA」について、交換していない場合、大変危険な状態となっている可能性があるとして、改めて同電池パックの交換を呼びかけている。
KDDIでは2008年3月28日と同年4月12日、au携帯電話「W42K」に搭載の電池パック「42KYUAA」の一部において、使用中に電池パック内部で短絡(ショート)が発生することで、発熱・膨張し、発煙や破裂に至る可能性があることを確認したため、同電池パックを交換すると報道発表した。また2008年11月17日と2009年2月9日には、同社ホームページ上などで、改めて電池パック交換を呼びかけていた。
2009年2月9日以降、発煙・発熱などの申告はなかったが、W42Kを機種変更した後にW42Kを時計機能などで利用しているユーザーから、18件目となる発煙・発熱の申告が2009年7月にあった。
KDDIによると、対象の電池パックを交換していない場合、大変危険な状態となっている可能性がある。そのため、「すでにW42Kを解約または機種変更されたユーザーを含め、該当するユーザーは、速やかに電池パックを交換の上返送してほしい」としている。
連絡先などの詳細はこちら。