パイプドビッツは12日より、情報資産管理ASP/SaaS「スパイラル」ユーザー向けに、GPS搭載端末を利用した情報配信サービス「GPSロケーションマッチ」を提供すると発表した。

同サービスは、GPS搭載の携帯電話から送信された位置情報をスパイラルで取得し、その位置に固有の情報を提供できるサービス。携帯電話の持ち主がWebフォームを通じて情報を送信すると、送信場所の住所が自動的にスパイラルのデータベース内に登録される。また、送信者の位置情報と地域情報などをマッチングさせて、自動的に情報を送り分けることができる。同サービスを導入すれば、不審者の発見場所を通報する「不審者通報」や、最寄りの店舗を知らせる「店舗検索」などのサービスを提供することができる。

GPSロケーションマッチの利用イメージ

不審者通報サービスは、自治体の不審者や・指名手配犯の通報システムに利用できる。この場合、不審者を発見した地域住民や通行者が、発見場所の住所を知らなくても、Webフォームから情報を送信するだけで発見場所を通報できるため、自治体は事件対応の迅速化を図ることが可能。

不審者通報サービスの利用例

店舗検索サービスは、全国展開するコーヒーチェーンなどの店舗検索に利用できる。消費者は住所を知らない外出先から、Webフォームから情報を送信するだけで、最寄りの店舗情報をメールで受け取ることができる。

店舗検索サービスの利用例

なお同サービスの導入費用は以下通り。

マッチングルールの件数 初期費用 月次利用料
10件以下 無料
10~100件 30,000円 10,000円
100~300件 15,000円
300~500件の場合 20,000円
500件以上 問い合わせが必要