米NVIDIAは、NASAが所有するアポロ11号月面着陸の映像の復元に、同社のNVIDIA CUDA技術が利用されたと発表した。
CUDA技術と、NVIDIA Tesla GPUを用いたLowry Digital社のデジタル・ビデオ復元技術により、1960年代の映像をHDクラスの高解像度で見ることができるようになったとしている。
Lowry Digitalの設立者であるJohn D Lowry氏は発表の中で、「CUDAは、他のどの方法よりも実用的かつ効果的に、非常に複雑な画像処理アルゴリズムを開発し利用できる」と、同技術を評価している。
アポロ11号の復元されたビデオクリップやその他イメージなどは、こちらのサイトで閲覧することが可能だ。