日立グローバルストレージテクノロジーズは6日、回転数7,200rpmで記憶容量2TBを実現した3.5インチSATA HDD「Deskstar 7K2000」の出荷を開始したと発表した。7,200rpmの製品セグメントでは初めての2TB HDDとされる。
インタフェースはSATA 3Gb/s。プラッタ枚数は5枚構成で、垂直磁気記録方式を採用している。バッファ容量は32MB。データ転送速度は最大1700Mb/s。消費電力はIdle Mode時7.5Wで、これは従来モデル比で約10%の省電力化が実現されているという。同Idle Mode時の騒音値は2.9bels。本体サイズはW101.6×D146.0×H26.1mm、重量は740g。
あわせて、大容量3.5インチSATA HDD製品のラインナップ一新も発表されている。新製品は「Deskstar 7K1000.C」シリーズで、プラッタ1枚あたり500GBの記憶容量を実現し、160GBから1TBまでの幅広いモデルを揃える。量産出荷は本四半期中(7-9月)を予定。