オリンパスイメージングは6日、同社のコンパクトデジタルカメラ「FE(ファッショナブル&エレガント)」シリーズより「FE-4000」を発表。発売は8月下旬を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は2万円前後。ボディカラーは、ホワイト、ピンク、ダークグレーの3色が用意される。
FE-4000は、本体サイズ95.0(W)×57.0(H)×22.4(D)mmで、重さ106gという、薄さと軽さにこだわったコンパクトデジカメ。透明樹脂で本体を覆う「ダブルレイヤークリスタルシェル」により上質感を演出したスリムボディには光学4倍ズームレンズを搭載する。
FE-4000では、画像に特殊効果を加える新機能「マジックフィルター」や、動く被写体を自動で追尾してピントを合わせ続ける「自動追尾AF」機能を搭載している。マジックフィルターは、同時に発表された「μ-7020」にも搭載されるが、同機では、色を強調して風景をカラフルにする「ポップ」、周辺光量を落とした「ピンホール」、画像を線画にする「スケッチ」の3種類のほか、μ-7020に採用されている魚眼レンズのような効果が得られる「フィッシュアイ」に代えて、女性ユーザーの使用を想定した幻想的で柔らかな写真写りになる「ウェディング」を採用したのが特徴となっている。
また、自動的にシーンを判別して最適な設定にする「おまかせ♪iAUTO」や、顔検出機能、ぶれ軽減機能も搭載された。撮影モードは、「夜景」「ペット」「打ち上げ花火」「スポーツ」「料理」など13種類を備える。
このほか主な仕様として、撮像素子は1/2.33型有効1200万画素CCD、液晶は約23万ドット2.7型TFTカラー液晶、焦点距離は26.3~105mm(35mm判換算)、開放F値はF2.6~F5.9、感度はAUTO/ISO 100~1600、内蔵メモリーは19MB、記録メディアはxD-ピクチャーカード、microSDHC/SDカード(同梱のmicroSDアタッチメント「MASD-1」を使用)。