アイドルマスターCDの新シリーズ「MASTER SPECIAL」も、ついに第6弾となる「THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06」が発売日となる8月5日を迎えた。765プロのアイドルたちのトリを飾るのは、水瀬伊織と星井美希の2人だ。

ついに発売日を迎えた「THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 06」のジャケットイメージ。詳細はこちらのページを参照

第6弾に登場する水瀬伊織役の釘宮理恵と星井美希役の長谷川明子を迎えての、もはや恒例(?)となった「お茶会」。今回もアルバムに収録された楽曲を中心に、レコーディングの様子や、それぞれが演じるキャラクターなどについてをじっくりと語ってくれたので、早速その模様を紹介していこう。

水瀬伊織役の釘宮理恵(右)と星井美希役の長谷川明子(左)

星井美希「ショッキングな彼」

長谷川明子「美希がショッキングで『ありえなーい』って男の子に言っている様な曲です。『もっとグイグイ来てほしいのに、何でこないのよ! でも待ってるわ』みたいな、可愛い乙女心を歌っている歌だと思います。曲を聴いたときは、美希が『あふぅ』ってやっている半目の顔で、『ありえないのー』って言っているイメージが最初に浮かびましたね。間奏のギターソロがカッコいいです。この曲を最初にお披露目したのはライブのときだったのですが、初お披露目にも関わらず、皆さんがいきなりコールをいれてくれたことを、あらためて思い出したりもしました。レコーディングをしてからライブまでがけっこうすぐだったので、内心ビックビックしながら歌ったのですが、本当にみんながノッてくれて、楽しかったです」

――これまで美希が歌った「オーバーマスター」や「Relations」と比べるといかがですか?

長谷川「『オーバーマスター』や『Relations』は、どちらかというとカッコいいというイメージですね。今回、レコーディングで最初に『ショッキングな彼』を歌ったときは、『ちょっと可愛らしすぎる』ということで、『もっと”生意気可愛い”美希でやってほしい』という演出が入ったんですよ。それで、『ありえなーい』みたいな表情を作って歌ったので、そういう面では、カッコいいとはちがっているんですけど、どちらも美希の可愛い面だと思いますので、今回はちょっと”生意気可愛い”部分が出せたかなって思います」


水瀬伊織「リゾラ」

釘宮理恵「『アイドルマスター』の曲っていつも本当に難しい曲が多くて、四苦八苦する収録現場が多いのですが、この曲は本当にのびのびと歌いやすいなって思いながら、楽しんで歌えました。”夏”って感じですね。最初、『サンバ、サンバ』って、別の収録でスタッフさんにお会いしたときに言われたので、どんなイロモノっぽい曲が来るのだろうって思って(笑)、ちょっとドキドキしていたのですが、”伊織”と”夏”が合わさったみたいな形で上手く仕上がっているなって思いました。ディレクターの石原さんが、『”伊織”と”夏”ってすごくイメージがわくんだ』って、前々からおっしゃっていて、これまでにも夏っぽい曲を歌わせていただいたこともあったのですが、こういった、元気だけど乙女心もちゃんと入っているような曲で、さらに”伊織”と”夏”という組み合わせもアリなんだなって、新鮮な気持ちでした」

――釘宮さんとしては歌いやすい曲でしたか?

釘宮「歌いやすかったですね。たぶん、いつもよりもテンポがゆったりだったからのような気がします。『アイドルマスター』の曲って、全体的にタカタカタカタカしてますよね(笑)。この曲はサンバっぽくて、音自体はタカタカしているのですが、メロはゆったりとしていたので、歌いやすかったです」

――伊織として、最初の頃に歌っていた曲と最近とでは、何か変化のようなものはありますか?

釘宮「『アイドルマスター』は本当に長く関わっている作品になりますね。一番初期の頃は、一応キャラクターの気持ちになりきって歌ってはいたのですが、私自身で体当たりっていう部分が非常に大きくて、それがイコール水瀬伊織になっていたという感じもありました。でも、ほかにもいろいろなお仕事をやらせていただけるようになって、伊織以外のこともやるようになったら、一時期、伊織がわからなくなって、ちょっと迷走しちゃっていた時期もありましたね。伊織っぽくしすぎるあまりに、逆にちょっとおかしいみたいな時期もあったりしたのですが、そういう時期を経て、今は私自身が伊織という気持ちを強く持って、素直に曲と取り組めばいいのかなっていう心境に達しています」

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