三洋電機は5日、"くり返し使うライフスタイル"を提案する充電池「eneloop(エネループ)」のコンセプトを広げる商品群「eneloop universe products(エネループ ユニバース プロダクツ)」より、持ち運んで発電できる「eneloop portable solar」を発表。発売は8月10日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は、シングルポータブルソーラ-セットが9,000円前後、ツインポータブルソーラ-セット(折りたたみ式)が14,000円前後。
eneloop portable solarは、「もっと気軽に、太陽のエネルギーを持ち歩こう!」をコンセプトとし、ソーラー充電器「eneloop solar charger」、USB出力付きソーラーライト「eneloop solar light」に続き、太陽光エネルギーを活用した製品。本体に同社独自の高効率「HIT太陽電池」を搭載し、太陽から蓄えたエネルギーを携帯電話、ゲーム・オーディオ機器などに充電できるリチウムイオン電池内蔵のUSB出力付きリチウムイオンバッテリー「eneloop mobile booster」に充電する。晴天時での約1時間のソーラー発電の場合、ツインポータブルソーラーセットでは、携帯電話へ連続通話約40分相当の充電が可能。非常時にもUSB充電対応のモバイル機器への電力供給が行える。
また、174(W)×204(H)×26(D)mm(ポータブルソーラー部/シングルモデル)というコンパクトサイズで、持ち運んでの利用が可能なほか、付属フックを使用して、窓に取り付けて使用することもできる。さらに、ポータブルソーラー本体の背面にメッシュポケットを用意。携帯電話、 オーディオ機器なども本体と一緒に持ち運ぶことができる。
充電時間は、ソーラー充電時で約3日(シングルポータブルソーラ-セット)、約1.5日(ツインポータブルソーラ-セット)、USB充電時で約7時間。重さはポータブルソーラー部が約230g(シングルタイプ)で、モバイルブースターが約70g。