ライフネット生命保険は4日、同社の行った「お酒に関する意識調査」の調査結果を公表した。同調査は7月17日~7月21日の5日間、20代~50代の有職者に対して実施したもので、1,000名からの有効回答を得ている。
調査結果によると、不況の影響によって「家で飲む機会が増えた」という人は、回答者中32.4%で、「減った」(16.1%)を大きく上回った。一方、「外で飲む機会」が「減った」は51.5%と半数を超えた。一方、「増えた」は11.0%で、外飲みの機会が大きく減少していることが窺える。
飲みの場面ごとにみると、「接待に行く機会」が「増えた」という人は3.6%で、「減った」という人は47.4%。「合コンに行く機会」では、「増えた」が3.3%、「減った」が46.0%で、さらに、「2次会に行く機会」については、「増えた」が6.7%、「減った」が49.7%という結果となった。家以外の飲みの機会における、それぞれの飲みの場面においても「減った」が「増えた」を大きく上回る結果となった。
また、ひと月あたりに飲みに行く回数の平均は1.71回、1次会あたりの予算は3,716円。年代別でみると、20代の平均回数は1.85回、平均金額は3,309円。30代は平均回数1.90回、平均金額3,818円で、40代は平均回数1.99回、平均金額3,938円、50代が平均回数2.00回で平均金額が3,799円となっている。年代が高くなるほどに飲みに行く回数は多くなっており、金額では40代が最も高くなっていることがわかった。