電机本舗は5日、SSDなどにおいてリードとライトアクセスが同時に発生したときに速度が遅くなる、いわゆる"プチフリ(プチフリーズ)"に対応し、HDD/SDDの高速化を行うソフト「プチフリバスター」の販売を開始した。対応OSは、Windows XP(SP2/SP3)、2000対応版は現在、ベータ版が配布されており、Vista対応版は8月にベータ版を配布予定。価格はパッケージ版が3,980円、ダウンロード版が2,980円。ダウンロード版はVectorにて販売されている。

ソフトは、最大512MBのディスクキャッシュを設置し、最適なタイミングで書き込みを行うことで"「読み込み」が「書き込み」を待って渋滞する"プチフリ現象を回避する。また、データを書き込む際に最適化処理(自動ソート処理)を行うことで、断片化を防ぎ、SSDに格納したデータの直接読み込みを高速化、長寿命化に寄与する。

同社によるプチフリバスター導入前と導入後のベンチマーク