エコポイント商品交換が開始されて1カ月。制度そのものについては9割以上が認知しているものの、交換商品について知っている人は約3割にとどまる。クロス・マーケティングが発表した「エコポイント制度」に関する調査から、そんな結果が明らかになった。
同調査は全国の20~69歳の男女1200名を対象にインターネットで行われたもの。それによると、エコポイントを認知している人は全体の91.4%。そのうち「交換できる商品の内容を知っている」は34.3%にとどまったが、40代男女および50代女性では4割以上に上っている。
交換対象商品のうち、最も魅力的だと思うものについては「商品券・プリペイドカード」が78.3%と圧倒的に多く、地域産品や省エネ・環境配慮製品などはいずれも一桁台。「どれも魅力的でない」が11.3%となった。
また、地球温暖化対策や経済活性化において、同制度が役に立っていると「思う」「どちらともいえない」「思わない」がそれぞれ約3割と意見が分かれた。特に男性では年代が低いほど「まったくそう思わない」という回答が多い傾向が見られた。