10月24日に山梨県本栖湖で開催される『THE HUMAN RACE 10K 2009』のキックオフイベントが2日、東京・国立霞ヶ丘競技場で行われた。

『THE HUMAN RACE 10K 2009』のキックオフイベントの様子

昨年、8月31日に山梨県本栖湖で初めて開催された史上最大規模の1dayランニングイベント『THE HUMAN RACE 10K』。世界主要都市25都市で同時開催され、全世界で約78万人のランナー(日本では約8千人のランナー)が参加して話題を集めた。2回目となる今年は、開催日を10月24日に設定。ニューヨーク、ロサンゼルス、ローマ、リオデジャネイロ、シドニー、上海など世界主要30都市以上で同時に開催されるほか、nikeplus.comを通じて世界中どこにいてもレースに参加することができる。日本の開催地は昨年同様、山梨県本栖湖。美しい富士山が見える本栖湖の自然がランナー達の目を楽しませてくれる。エントリーのは、大会公式サイトnikeplus.com内の専用ページにて受け付けている。

キックオフイベントにはスペシャルゲストとして、長谷川理恵、安田美沙子、田臥勇太、清原和博が出席。昨年に続いて同イベントに参加する長谷川理恵は「実際に昨年経験してみて、とにかく規模が大きく、世界25都市で一斉にスタートを切って自分の走りで地球を揺らそうというコンセプトは凄いなと思いました。赤いTシャツのお揃いのユニフォームを着るんですけど、全員赤で凄まじかったです(笑)」と昨年の印象を語りながら「苦しいというよりも楽しい印象の方が強いので、心配いらないですよ。当日はみんなで楽しみましょう」と話していた。

(左から)ゲストとして登場した長谷川理恵、田臥勇太、清原和博

清原和博は「この観衆6万人の中で……」と会場を笑わせながらも「僕は膝を手術して今は1kmも走ることができません。だから皆さんには僕の分まで力強く走って下さい。皆さんの一歩一歩が世界中とつながり、世界が平和になるように祈っています」とランナーに応援メッセージを贈った。

トークセッションの後には今大会初挑戦となる安田美沙子とイベントに参加したmixiユーザ100人によるランニングも行われた。スターターには清原が務め、赤いTシャツを着用した安田とmixiユーザ100人が国立競技場のトラック5周(2km)を走破。安田は「一体感があって楽しかったです」と感想を述べながら「(本番は)ワクワクしています。世界が一体になる瞬間瞬間を実感し、皆さんと10kmを大事に走りたいと思います」と目標を語った。

mixiユーザとトラックを走る安田美沙子