現在放送中のNHK連続テレビ小説『つばさ』のヒロインを演じる多部未華子が1日、埼玉・川越の川越市民体育館でファンミーティングを行い、集まった1,100人のドラマファンの前で撮影にまつわるトークを行った。
ファンミーティングには、多部ほか、中村梅雀、高畑淳子、ドラマに登場するラジオ局「ラジオぽてと」の面々、宅間孝行、松本明子、脇知弘が登場。現在、撮影は終盤に差し掛かり、先日は最終ロケを迎えたことから、それぞれがこれまでの撮影を振り返るトークを繰り広げた。
多部は「こんなに大勢の方にお会いできてうれしいです!」と笑顔で挨拶し、お気に入りのシーンについて、6月1日放送分の回を挙げ、「ラジオぽてとのメンバーひとりひとりの個性が最も出ている場面。人を助けようとするつばさのセリフ、ずうずうしい性格の伸子さん、娘にデレデレの真瀬さんなど。出来上がりを見ていいなと思いました」と明かした。また、7月22日放送分の回について語り始めると多部の目からうっすらと涙が。「『20歳の子はもっとわがままで、じぶんの夢だけ追いかけていればいいんだよ』という竹雄(梅雀)に言われたセリフが、つばさだけじゃなくて私の心にも響いてきて……もうすぐ撮影終了して、玉木家ではなくなるんですよね……」と感極まっていた。
『つばさ』(NHK総合ほか 毎週月曜~土曜 8:15~8:30)は、現在放送中。