現在公開中の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で重要な役柄を担うドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンが初来日。1日に東京・有楽町で行われた舞台挨拶に登場した。
ファンの熱烈な歓迎を受け、姿を見せたトムは、「コンニチハー!」と日本語で挨拶した後、「日本に来られて本当に光栄です。出演者のみんなから話しには聞いていたけど、ようやく日本の皆さんにお会いできて嬉しく思います」とコメント。続けて、「映画は楽しんでいただけましたか?」とトムが尋ねると、ひときわ大きな歓声と拍手が上がった。
シリーズ全作品でドラコを演じた彼も、来月で22歳に。本作でのドラコについて、「いままでの5作品で、たぶんドラコのことが嫌いで、ずっと憎んできた人も多いんじゃないかと思います。でも、今回の作品では少し同情してもらえるんじゃないかな。ちょっとかわいそうな奴だなと思っていただけたら嬉しいんだけど……」。
また、現在撮影中の最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝』のことを聞かれると、「もうすでに半分くらい撮り終わっていて、あまり内容をバラせないのが惜しいくらい。でも、シリーズの中で最高の作品に絶対なると思うので、期待していてください」と、早くも次回作への期待をうかがわせるコメントが。
7月31日までに国内の860スクリーンで上映され、興行収入も41億円を突破したという本作。この日のイベントでは、大ヒットを祝してだるまが用意され、トムが筆を取って目を入れることに。筆を片手に「これを持つと魔法の杖みたい(笑)」と彼が言うと、観客からも笑いが。報道陣のカメラに囲まれて「緊張するなあ……」と呟きつつも、見事な筆さばきで目を入れたトム。ファンの温かい拍手に「アリガトウ! Thank you very much!」と笑顔を見せていた。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、丸の内ピカデリーほかにて大ヒット上映中。
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