米Microsoftは7月31日(現地時間)、同社Windows Team Blogの中でWindows Anytime Upgrade (WAU)とFamily Packの価格を発表した。特にWindows 7 Family Packは、パソコン3台までの同時アップグレードが可能なライセンスが同梱されており、複数PCを同時に運用するユーザーにとっては半額以下でライセンスが購入できるメリットがある。
WAUは既存のWindows 7のライセンスを保有するユーザーが、安価な値段でより上位のエディション製品へとアップグレードを可能にするオプション。Windows 7では下記の3つのバージョンが表の価格体系で用意されている。
「Windows 7 Starter to Windows 7 Home Premium」 |
「Windows 7 Home Premium to Windows 7 Professional」 |
「Windows 7 Home Premium to Windows 7 Ultimate」 |
バージョン | 価格 |
---|---|
79.99ドル | |
89.99ドル | |
139.99ドル |
Microsoftによれば、Home PremiumからUltimateへのアップグレードはWindows Vistaのときと比較して12%ほど低くなっているという。上記アップグレードパッケージ群は10月22日のWindows 7発売以降、最寄りの販売店での購入が可能になるという。パッケージ内にはアップグレード用のライセンスキーが含まれ、これを用いて登録することになる。
また、パソコン3台までのアップグレードが可能なWindows 7 Family Packの価格は149.99ドルで提供される。提供されるライセンスはWindows 7 Home Premiumで、個別にライセンスを購入するより200ドル以上安くなるという。同Family Packも10月22日以降の提供となるが、対象が米国と一部地域とされており、日本での発売予定や価格は現時点で不明。