ネットジャパンは、Intel Mac上でWindowsアプリを動作させるための互換レイヤーソフト最新版「CrossOver Mac 8 Standard」を8月20日より発売する(ダウンロード販売はすでに開始済み)。パッケージ版の価格は6,825円、ダウンロード版は5,880円となっている。
CrossOver Mac 7 Proを2009年6月28日以降に購入して、9月30日までにユーザー登録を行ったユーザーに対しては、CrossOver Macの新バージョン8が無償で提供される。
新バージョンは、Internet Explorer 7をサポートしたほか、Microsoft Officeなど既存の対応アプリを安定して使えるように改良。従来製品のバグを複数フィックスしたことで、さらにスムーズに動作するようになった。また、従来のPro版からゲームを動作させるための初期設定を切り離し、一般向けのアプリケーションに対応。別パッケージとすることで一般ユーザーにも購入しやすい価格を設定している。
CrossOver Macは、米CodeWeaversが開発した、Intel MacでWindowsアプリをネイティブに動作させられる互換レイヤーソフト。一般的な仮想化ソフトとは違い、仮想マシン環境の構築、設定、Windows OSのインストール、ドライバのインストールなどの手間をかけずにWindowsアプリをインストールして実行できる。
動作環境は、Intel CPUを搭載したMac、512MB以上のメモリ。200MB以上の空き容量があるHDD。OSはMac OS X Leopard 10.5.x以上(バージョン8からは、Mac OS X Tiger 10.4はサポート外)。なお、Mac OS X 10.6.x(Snow Leopard)に対応予定としている。