バンダイナムコゲームスが開発を進めるプレイステーション 3/Xbox 360向け3D対戦格闘『鉄拳6』の発売日が2009年10月29日に決定した。価格はいずれも8,379円。また、「コレクターズBOX」や「予約特典」の内容についても明らかとなった。
コレクターズBOXにはワイヤレススティックがセットに!
『鉄拳6』のコレクターズBOXは、PS3版とXbox 360版の2ラインナップが用意され、それぞれにHORI製のワイヤレススティックと『鉄拳6』アートブックが同梱される。価格はいずれも17,829円となる。
予約特典はアーケード用アイテム「拳闘気(赤)」
『鉄拳6』の予約特典には、アーケードゲーム『鉄拳6 BLOODLINE REBELLION』で使用できるスペシャルアイテム「拳闘気(赤)」獲得パスワード入りカードが用意される。これは、アーケードゲーム『鉄拳6BR』と連動した携帯サイト"TEKKEN-NET"でカードに印字されたパスワードを入力すると、ここでしか手に入らないアーケードゲーム用アイテム「拳闘気(赤)」が入手できるというもの。まさにアーケード鉄拳ファン垂涎のアイテムといそうだ。
この予約特典を利用するためには"TEKKEN-NET"への会員登録(有料)が必要。詳細については、こちらのサイトをチェックしてみよう。なお、予約特典は数に限りがあり、なくなり次第終了となる。
PS3/Xbox 360『鉄拳6』登場キャラクター紹介
前回に引き続き、新たな登場キャラクター3人を紹介しよう。
■LARS ALEXANDERSSON (ラース・アレクサンダーソン)
格闘スタイル / ― ◆国籍 / スウェーデン
世界を相手に戦争を開始した三島財閥。G社の台頭により世界各地で戦闘が激化する中、三島財閥が誇る特殊部隊・鉄拳衆の大量離反事件が発生する。クーデター首謀者の名は、ラース・アレクサンダーソン。類まれなる身体能力と知性を併せ持ち、若くして鉄拳衆の将校となったラースは、就任後も自ら最前線に赴き戦闘に参加するなど気さくな人柄も相まって、部下からの人望も厚い人物であった。そんな彼が、三島平八の血を引いている事実を、本人以外誰も知らない。あの平八でさえも……。
■ALISA BOSCONOVITCH (アリサ・ボスコノビッチ)
格闘スタイル / ― ◆国籍 / ロシア
うっそうと茂る深い森の中、厳重に警備の張り巡らされた研究施設があった。研究所長の名を取り、ボスコノビッチ研究所とも呼ばれるその施設は、三島財閥で使用される兵装の研究開発も一手に引き受ける、重要施設の一つであった。研究所の最深部に位置する最重要保安区画。その一室に、透明なカプセルの中で静かに眠る一人の少女がいた。彼女の名は、アリサ・ボスコノビッチ。果たして彼女は一体何者なのか……。
■MIGUEL (ミゲル)
格闘スタイル / なし◆国籍 / スペイン◆年齢 / 26歳
支配されることを嫌い、一匹狼として生きるミゲル。厳格な家庭に生まれながら、喧嘩っ早く破天荒な性格で周囲から疎まれる存在であったミゲルは、両親との間に生じた確執から15歳で家を飛び出し、顔なじみのバーに身を寄せるようになる。
そんなミゲルの身を案じ、両親に内緒で会いに来てくれる心優しい妹の存在は、ミゲルにとって唯一心を許せる特別な存在となっていった。それだけに、妹から『結婚する』と打ち明けられたときなど、本気で相手の男を殺してやろうと思った程あった。
結婚式当日、両親がいる手前表立って式に参加するわけにもいかず、ミゲルは教会の外から遠巻きに式の様子を見守っていた。どこまでも青く晴れ渡った空の下、ヴァージンロード歩く二人を祝福するかのように、上空を飛行機の編隊が通過していく……その直後、熱を含んだ猛烈な爆風が吹き荒れた。大きく吹き飛ばされ、全身を貫く激しい痛みに気を失いそうになりながらも、妹の姿を求め必死に教会へと向かうミゲル。しかしそこで見たものは、ドレスを鮮血に染め息絶えている妹の姿であった。炎と煙に包まれた瓦礫の野に、ミゲルの言葉にならない絶叫が虚しく響き渡った。
その後、爆撃が三島財閥によるものあったと知ったミゲルは、激しい憎悪に身を委ね、三島財閥頭首である風間仁に復讐を誓うのであった。
今回はさらに4人のキャラクターのバトルシーンをチェックしてみよう。
■HEIHACHI MISHIMA (三島 平八)
格闘スタイル / 三島流喧嘩空手◆国籍 / 日本
■KAZUYA MISHIMA (三島 一八)
格闘スタイル / 三島流喧嘩空手◆国籍 / なし
■ASUKA KAZAMA(風間 飛鳥)
格闘スタイル / 風間流古武術◆国籍 / 日本
■YOSHIMITSU(吉光)
格闘スタイル / 卍忍術進化型◆国籍 / なし (元日本)
シナリオキャンペーンモードの導入を紹介
「シナリオキャンペーンモード」ではキャラクターが従来どおりの鉄拳コマンドを駆使したり、鉄パイプ、ガトリング砲、火炎放射器を含む、武器を使用した操作をしながら複数のステージを楽しむことができる。アイテムを集めることでキャラクターをカスタマイズ・強化することが可能。一人でのプレイはもちろん、友だちとのオンライン協力プレイにも対応している。今回は、その導入部分を紹介しよう。
物語が始まるのは、三島財閥に関係のある極秘の研究所。漆黒の闇の中、その研究所に接近する一機の軍用機があった。機内には張り詰めた雰囲気で作戦の開始を待つ兵士たちが控えている
軍用機は警戒を潜り抜け、地面を滑るような低空で研究所へ。研究所の正面ゲートを捉えると、兵員輸送車を降下させる。二台の輸送車は、そのまま猛スピードでゲートを強行突破。間髪をいれずに研究所内への突入に成功する。
車両から続々と降り立つ兵士たち。その姿こそ鉄拳衆だが、彼らの肩アーマーは一様に赤く塗りつぶされ、そこにあるはずの三島の紋章は、別のものへと書き換えられていた。
即座に研究所の奥から完全武装の鉄拳衆が現れ、侵入者排除のために動き出す。そして繰り広げられる激しい銃撃戦。
激戦のさなか、一人の人物が鉄拳衆の前に姿を現す。彼こそがこの物語の主人公にして、鉄拳衆を率いて三島に反旗を翻した張本人、ラース・アレクサンダーソンであった。
「ステージ移動」で戦術の幅が広がる
『鉄拳6』では、相手を攻撃して(相手に攻撃されて)ステージの床や壁に強く当たると、壁や床が破壊されて、別のステージに移動することがある。今までになかったステージ移動を取り入れることでさらに戦術に幅が広がっているのだ。
充実のカスタマイズ要素も注目
『鉄拳6』では、ファイトマネーを使ってアイテムを購入し、装備させることが可能。アイテムを装備させるとキャラクターの見た目が変わったり、試合中に特別な動作や攻撃を繰り出せるアイテム技が使えるようになる。また、「SCENARIO CAMPAIGN」では特殊な効果のついた装備品アイテムが入手可能。ファイトマネーでは購入できないものもあるので、頑張ってゲットしていこう。
いのまたむつみ氏による「ザフィーナ」のエクストラスチューム
著名アーティストの手によってデザインされる「エクストラコスチューム」は、従来のコスチュームとは違うキャラクターの魅力を引き出す。新キャラクター「ザフィーナ」のエクストラコスチュームはいのまつむつみ氏がデザインを担当する。
さらに「NARUTO」の岸本斉史氏も参戦!
いのまたむつみ氏のほか、「NARUTO」の岸本斉史氏も「エクストラコスチューム」に参戦! 岸本氏がデザインを担当するキャラクターは「ラース」だ。
ゲームタイトル | 鉄拳6 |
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対応機種 | プレイステーション 3 Xbox 360 |
ジャンル | 3D対戦格闘 |
発売予定日 | 2009年10月29日 |
価格 | 8,379円 (通常版) 17,829円 (コレクターズBOX) |
CEROレーティング | 審査予定 |
(C)1995-2009 NBGI ※画面はすべて開発中のものです。 |