東日本旅客鉄道(JR東日本)は29日、東北新幹線新青森延伸開業時に誕生する新駅の名称を「七戸十和田」に決定したと発表した。東北新幹線の八戸 - 新青森間は2010年12月の開業を目指しており、同駅はその中間駅として同時に開業する予定。所在地は青森県上北郡七戸町で、八戸駅から約35km、新青森駅から約47kmの地点。東京駅などからの所要時間は公表されていない。ただし、JR東日本は、開業時に東京と新青森を3時間20分と発表しており、東京 - 七戸十和田の所要時間は約3時間とみられる。
「七戸十和田」の駅名には、同駅周辺に有名観光地の十和田湖があり、その玄関口としての期待が込められているとのこと。同駅からはほかにも下北半島などの観光地へアクセスできるため、周辺の自治体は同駅周辺の高規格道路などを整備するという。
なお、「新青森」については、既に奥羽本線の駅として開業しているため、東北新幹線の駅名も「新青森」を使用するとのこと。