ウェザーニューズは27日、携帯サイト「ウェザーニュース」の「マイソリューション」において、『熱中症アラーム』を開始したと発表した。携帯サイト上で登録した地点に熱中症の危険性がある場合、携帯電話にメールが届くサービスとなっている。

「熱中症アラーム」イメージ

ウェザーニュースの「マイソリューション」は、実況、予測、気象データなどを組み合わせてオリジナルの携帯メールサービスを作成できるサービス。ウェザーニューズでは今回、同サービスにおいて、「熱中症アラーム」の提供を開始した。

熱中症は、体中外の熱によって起こるさまざまな体の不調のことを言い、短時間で重度に移行し、場合によっては死に至る可能性もある「身近ながら怖い病気」(ウェザーニューズ)。暑さが主な要因だが、高温でなくとも気温の急激な変化、高湿度、無風などさまざまな気象条件により引き起こされる。

熱中症アラームは、住所を市町村単位で登録すれば、その地域において、熱中症の危険性のある条件に達した際に携帯電話にメールが届く。メールは危険度合いにより3段階に分れており、それぞれ自分にあった危険レベルを選択することができる。レベルは、一番軽度であり患者が出始める「警戒レベル」、患者が急激に増える「厳重警戒レベル」、体温調整が難しくなる一番重度の「運動中止レベル」で知らせる。

さらにメールにおいては、気象のプロによる天気に関する解説をはじめ、「水分補給を積極的にしましょう」や「激しい運動は避けましょう」など熱中症についてのアドバイスも提供。携帯電話への配信曜日や時間など、外出日時に合わせ細かく設定することもできる。自分の携帯電話以外にも最大30アドレスまで配信が可能なので、「大切な家族や友人にも熱中症の危険性を知らせることができる」(同社)。

熱中症アラームは、携帯サイト「ウェザーニュース」(月額315円)向けのサービスで、会員登録している人なら誰でも利用することができるようになっている。

ウェザーニュースのURLは以下の通り。

http://wni.jp