日本銀行は27日、企業向けサービス価格指数の6月分(速報)を発表した。企業向けサービス価格指数は、企業間で取引されるサービスの価格に焦点を当てた物価指数で、企業間で取引される商品(モノ)を対象とした企業物価指数とは対をなす。

6月の企業向けサービス価格指数(2000年=100)は前年同月比3.2%減の92.8%で、9カ月連続で減少。調査開始以来最大の低下率を2カ月連続で更新した。部門別にみると、運輸(前年同月比11.2%減)、通信・放送(同0.1%減)、広告(同5.7%減)、情報サービス(同0.9%減)、金融・保険(同0.9%減)、リース・レンタル(同0.6%減)、不動産(同0.2%増)など。