秩父鉄道は8月1日、SL「パレオエクスプレス」関連グッズとして「扇子」と「パレどら」を発売する。どちらもSL列車で使用する蒸気機関車「C58 363」がデザインされており「乗車記念や秩父路観光のおみやげにおすすめ」(同社)。SL列車「パレオエクスプレス」の車内で販売するほか、同社の駅でも取り扱うとのこと。
エコロジーな涼しさを、という思いで作られた「扇子」は折りたたみ時の長さが22cm。開くと蒸気機関車「C58 363」とパレオエクスプレスのゆるキャラ「パレオくん」と「パレナちゃん」が描かれている。開いた状態で飾るための台座付き。販売場所は「パレオエクスプレス」の車内のほか、熊谷・武川・寄居・長瀞・皆野・秩父・御花畑・三峰口・羽生の各駅。価格は1,000円。
誰もが喜ぶ甘いお菓子「パレどら」は、外箱に蒸気機関車「C58 363」とパレオエクスプレスのゆるキャラ「パレオくん」と「パレナちゃん」、小袋に「C58 363」をあしらったどら焼きとのこと。販売場所は「パレオエクスプレス」の車内のほか、熊谷・寄居・御花畑の各駅・長瀞駅前宝登山ロープウェイ案内所。1箱に5個入りで750円。
「パレオくん」と「パレナちゃん」は、「パレオエクスプレス」の名前の由来となった海獣「パレオパラドキシア」のこどもという設定で、休日やイベント時に同社の駅などに出没するという。「パレオパラドキシア」はおよそ2,000万年前に秩父地方で生息していた海獣で、秩父地方で化石がみつかり、当時この地域が海だったことを示唆した。「パレオパラドキシア」の化石は世界でも数体しかないという貴重なもので、同社上長瀞駅から徒歩5分の埼玉県立自然の博物館に展示されているとのこと。
「扇子」と「パレどら」は販売場所が少し異なる。両方を同時に買える場所はSL「パレオエクスプレス」車内、熊谷・寄居・御花畑の各駅。ただし、どちらも売り切れ次第販売終了となるとのこと。