映画『ボルト』のプレミアイベントが23日、都内の映画館にて行われた。イベントには本作の日本語吹き替え版で声優を務める佐々木蔵之介、江角マキコ、天野ひろゆきのほか、甲斐名都、吉川ひなのら豪華ゲストが多数出演。それぞれがこの映画への思いを語った。
『ボルト』は、ディズニーが贈る3Dアニメーションムービーの最新作。TVドラマの世界を現実だと思い込んでいるハリウッドのスター犬・ボルト(佐々木蔵之介)が、飼い主ベニーとの絆を確かめるため、捨て猫のミトンズ(江角マキコ)と、ハムスターのライノ(天野ひろゆき)とともに旅に出かける。"絆を信じる力"がもたらす奇跡の旅を描くハートウォーミング・アドベンチャーとなっている。
この日のイベントは「あいたくて! プレミア」と題されたことにちなみ、登壇者一人一人に「今、会いたい人」を紹介してもらうことに。最初にマイクを向けられた天野は「まだ見ぬ未来のお嫁さんに会いたいです」と告白。すかさず江角が「会いたいよね~」と突っ込み。希望の女性のタイプを尋ねられると、「性別が女性であれば……」と返すあたり、天野の告白は若干切実な模様だ。
「大人から子供まで楽しめる映画です。今日楽しかったら(友人知人に)メールを送ってください」と、作品の出来に自信をのぞかせた佐々木蔵之介 |
ハムスターのライノ役を務めた天野ひろゆき。甲斐名都が「ライノがすき」とのことで喜んでいた |
妊娠5カ月目の江角は、ちょっぴりふくらんだお腹を触りながら「今、お腹のなかに子供がいるので、早く子供に会いたいです」とにっこり。会場全体から拍手がわきこった。佐々木は「おいっ子たちと一緒に映画(『ボルト』のこと)を見たい」とのこと。優等生過ぎる回答が心配だったのか、「駄目ですか、こんなんじゃ」と案じていた。
今回のイベントでは、ソフトバンクのCMで「お父さん」としてもおなじみの、日本一有名なタレント犬「カイくん」と、本作の主人公と同じアメリカン・ホワイト・シェパードの「ボルトくん」も登場。また、歌手の甲斐名都が駆けつけ、本作日本語版の主題歌『同じ空を見上げてる』を観客の前で披露した。