Akai Professionalは、アメリカ・ナッシュビルで開催された楽器見本市「2009 Summer NAMM」にて、高い機能性と、操作性を兼ね備える同社のUSB/MIDIキーボードコントローラー「MPK49」の鍵盤数やパッド数を増強したUSB/MIDIキーボードコントローラー「MPK61」を発表した。
61鍵のセミウェイト鍵盤が装備された同製品は、リアルタイム・パフォーマンス派のプレイヤーにも最適なUSB/MIDIキーボードコントローラーだ。各種DAWソフトウェアのコントロールに対応したプリセットなども内蔵されている |
同製品は、MPK49の基本的な機能をそのままに標準サイズのセミウェイト鍵盤数を49鍵から61鍵に、搭載パッド数を12個から16個にアップグレードしたモデル。パッドには、4つのバンクが用意されており、素早く48種のサンプルにアクセスできる。また、各8基ずつあるノブ、スライダー、スイッチなど合計24基のアサイナブル・コントローラーは、72種のソフトウェアパラメータをコントロール可能だ。そのほか、クリエイターの創造性をサポートするキースプリット、アルペジエーター、さらに同社MPCでも好評のノートリピートや、スウィング、フルレベル、12レベル、タップテンポなどの各種機能を装備する。USBバスパワー駆動およびUSBマス・ストレージクラスに対応。「Ableton Live Lite Akai Edition software」と専用エディターソフトウェアを付属する。なお、日本国内での取り扱いについては現在未発表となっている。