ユニリーバ・ジャパンが展開する男性用化粧品ブランド「AXE(アックス)」はこのほど、日本、アメリカ、イギリス、フランス、イタリアの世界5カ国の20代男性1,000人を対象に「恋愛とフレグランス事情」について調査した。その結果、各国と日本との恋愛に関する違いなどが浮かび上がってきたという。

同調査は、同ブランドが発足したフレグランスに関連する調査・研究のプロジェクトチーム「AXE RESEARCH LAB」の第一弾として、3月24日~4月27日の期間、各国20歳~29歳の男性200人から回答を得た。まず、過去の恋愛経験を聞いたところ、今まで付き合った女性の平均人数が圧倒的に多かったのは、イタリア男性の平均15.95人。次いでイギリス男性が9.31人、アメリカ男性が8.92人、フランス男性が8.49人という中、日本男性は3.38人で、未だに彼女がいた経験がないという回答も22%あった。

日本男性は"草食"傾向だと言われているが、「好意を持った女性に対して、積極的にアプローチしますか?」という質問では、フランス男性の60%が日本男性(56%)を上回って「積極的にはアプローチしない」と回答した。また、「女性にどんな男性だと思われたいか」について、フランス男性は1位が「可愛い」。2位は日本男性の1位だった「親しみやすい」であり、フランス男性も草食男子のように読み取れるが、交際人数は日本男性の2倍以上という大きな違いがある。

ちなみに、欧米男性が初めてフレグランスを使用する年齢は13歳~18歳の間が80%を超えて主流であり、初めて彼女ができる年齢との相関関係も窺えるようだ。しかし日本男性では、18歳までのフレグランスデビューは30%未満、18歳までの男女交際デビューも約50%と低い。女性を意識し始めるとフレグランスに手が伸びるのかもしれないが、フランス男性の55%が毎日フレグランスを使用しているのに対し、日本男性ではわずか8%にとどまっている。