グーグルは23日、画面に触れて操作するタッチケータイに対応した最新版の『モバイルGoogleマップ』を公開した。画面に触れて指で地図を動かすことができるだけではなく、素早く指ではじくようにして地図を飛ばすこともできるようになっている。

タッチ操作では地図だけでなく、「検索」「経路案内」「ストリートビュー」「現在地」などすべての機能を使うことができる。入力だけはキーボードが必要だが、一回入力しておけば、次からはタッチで履歴から選べる。「自宅などよく使う場所をお気に入りに登録しておけばさらに便利」(グーグル)となっている。

タッチケータイに対応した新しい『モバイル Google マップ』画面イメージ

現在、モバイルGoogleマップでタッチを使える携帯端末は、NTTドコモの「F-09A」「N-01A」「N-06A」「SH-03A」「SH-04A」「SH-06A」。機種によってタッチの使い勝手が異なっており、キーボードが閉じた状態でしかタッチが使えない端末や、ポインター機能とタッチ機能を同時に使えない端末もある。そのため、「画面に触れても効かない場合は、画面の位置を変えてみたり、ポインターを無効にしてみたりしてほしい」(同社)としている。

また、タッチ以外にも安定性の向上などの改善をしているため、「タッチに対応していないケータイを持っている人もぜひインストールしてほしい」(同)と呼びかけている。

最新版のモバイルGoogleマップは、「docomo STYLE series」「docomo PRIME series」「docomo SMART series」「docomo PRO series」で利用できる(一部機種を除く)。なお、ストリートビューや乗り換え案内の機能は、全てのモバイルGoogleマップ対応ケータイで使えるため、「最新版に対応していなくても、現在使っているモバイルGoogleマップにこれらの機能がない場合は、ぜひバージョンアップしてほしい」(同)。

最新版のインストールにはバージョンアップ機能が使えないため、いったんモバイルGoogleマップを消してからインストールする必要がある(※)。

※ 「お気に入り」などの情報は引き継がれないので、注意が必要

最新版のインストールは以下のQRコードでアクセスできる。

最新版「モバイルGoogleマップ」