Mozilla Foundationは7月21日(現地時間)、Webブラウザ「Firefox 3.0」の最新アップデートをリリースした。バージョン番号は3.0.12で、全ての対応OS (Windows、Mac、Linux)で自動更新を通じてアップデートできる。
バージョン3.0.12では、重要度が"最高"とされている5つのセキュリティ問題が修正された。またWindows XP上でJavaプラグインにアクセスするとフリーズする、Mac OS Xで特定のAppleScriptとのデータのやり取りに失敗するなどの問題を解決、動作の安定性が向上する。
なおFirefoxの最新系列はJavaScriptエンジンやプライベートブラウジング機能が強化されたFirefox 3.5.x (7月21日時点の最新版はv3.5.1)だ。MozillaはFirefoxユーザーに対して同系列の利用を推奨しており、Firefox 3.0.xについてはセキュリティおよび安定性のアップデートを2010年1月に打ち切る計画を明らかにしている。