富士フイルムは22日、薄さ20mmのコンパクトデジタルカメラ「FinePix J30」を発表。発売は8月22日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は1万7,000円前後。
FinePix J30は、厚さ20mmという薄型のボディに、約23万ドット2.7型の液晶モニターを備えるコンパクトデジタルカメラ。光学3倍ズームレンズを搭載し、焦点距離は35mm判換算で32~96mm相当となっている。
機能面では、自動シーン認識機能「シーンぴったりナビ」を採用。カメラが「人物」「夜景」「風景」「マクロ」「夜景&人物」「逆光&人物」という6つのシーンを認識し、ピントや明るさなどを最適になるように自動で設定する。また、顔検出機能「顔キレイナビ」も従来よりひき続き搭載。フラッシュ撮影時に起きやすい赤目を再生時に自動補正する。さらに、カメラの向きを変えて撮影した3枚までの画像を自動でつなぎ合わせて1枚のパノラマ写真にする機能や、被写体ブレや手ブレを軽減する「ブレ軽減モード」も搭載される。
このほか主な仕様としては、1/2.3型有効1220万画素CCDを搭載。撮像感度はオート/ISO 100~3200。内蔵メモリーは約10MBで、SD/SDHCメモリーカードに対応する。動画機能は640×480ピクセル/320×240ピクセル(30fps)。電源は充電式リチウムイオンバッテリー。撮影可能枚数は約165枚(CIPA規格)。本体サイズは92(W)×55.9(H)×20(D)mm(突起部含まず)で、重さは約113g(本体のみ)/約130g(バッテリー、メモリーカード含む)。ボディカラーはシルバーとブラックの2色が用意される。