ヤマハ発動機は、環境性能に優れた4ストロークF.I.(フューエルインジェクション)エンジンをコンパクトボディに搭載した125ccスクーターの新製品「アクシス トリート XC125E」を2009年8月25日より発売する。価格は22万500円。

アクシス トリート

同車は"通勤快速コンパクト125"をコンセプトとした製品で、通勤や市街地走行に適したジャストサイズボディ、環境性能・経済性・始動性に優れた4ストロークF.I.エンジン、シンプルなスタイリング、A4ファイルも納まるヘルメットボックス、500mlペットボトル2本が納まるインナーポケットなどを特色としている。ボディカラーはホワイト、シルバー、ブラックの3色。

近年、駐車スペースが限られる都市部のユーザーからコンパクトで経済的なモデルのニーズが増えており、今回のモデルはそれに応えたものとしている。製造はヤマハモーター台湾で行なわれる。また、車名の「トリート(Treet)」はラテン語"Tritium"(いつもの)と英語"Street"(道)を併せた造語。

主な仕様は、全長1,795mm×全幅675mm×全高1,070mm、ホイールベース1,255mm、シート高735mm、車両重量110kg、水冷・4ストロークSOHC単気筒エンジン、124cm3(ボアφ51.5×ストローク60.0mm)、最高出力6.0kW(8.1PS)/7,000rpm、最大トルク8.9Nm(0.91kgm)/6,000rpm、Vベルト式無段変速、セルフ・キック併用式スターター、タンク容量5.6L、タイヤ:前後3.5-10 51J、燃費46.0km/L(60km/h定地走行テスト値)。

グレー、ブラック、ホワイト

メーターパネル

ヘルメットボックス

コンビニフックとインナーポケット