ローランドは、パイプオルガンやチェンバロ、フォルテピアノなど、さまざまな古楽器の演奏をもっと自由に楽しめるクラシック・オルガン「C-230」を、2009年9月上旬から発売すると発表した。価格はオープンプライス。

同社にて2008年3月に発売された電子チェンバロ「C-30」、2009年5月から先行発売されているクラシック・オルガン「C-330」に続く、ローランド・クラシック・シリーズの第3弾となるC-230は、小型のパイプオルガンや、チェンバロ、フォルテピアノなど68種類の音色を内蔵した、クラシック・オルガン。コンパクトサイズながら本体スピーカーだけでも、中規模ホールでの演奏会にも対応することができ、また、付属のサテライト・スピーカーを壁や天井に設置することで、大聖堂でのパイプオルガンの豊かな音場感を再現することが可能。さらに、古典楽器のピッチや調律法への変更も指一本で切り替えられるほか、アコースティック楽器につきものの調律は一切不要なため、いつでもどこでもベスト・コンディションの音で演奏が行うことができる。

C-230は、ルネサンスやバロック時代を彩ったパイプオルガンやチェンバロ、フォルテピアノなど古楽器を、デジタル技術により家庭や演奏会などでいつでも気軽楽しむことのできる「ローランド・クラシック・シリーズ」の最新モデル