ラトックシステムは、フルHD解像度にも対応したUSBマルチディスプレイアダプタ「REX-USBDVI2」を発表した。発売は7月下旬を予定しており、価格は11,000円となる。
PCのUSBポートに「REX-USBDVI2」を接続するとDVI端子が増設できるので、マルチディスプレイを手軽に構築可能となる。別売りの変換アダプタを使用すれば、VGAモニタやHDMI端子搭載テレビなどにも出力できる。最大解像度は2,048×1,152ドットとなっている。
グラフィックチップにDual Core エンジンを搭載したDisplayLink社のDL-195を採用しており、従来品より高速な描画が可能となっているとしている。
さらに、製品には「マルチディスプレイユーティリティ」というオリジナルアプリケーションを同梱。このアプリでは、拡張モードとミラーモードの切り替え、画面の回転のほか、モニタごとの壁紙設定や指定したモニタへのウィンドウ・ポインタ移動、サブモニタへのタスクバー表示などといったことが行える。
対応OSはWindows Vista/XP/2000、MacOS X 10.5.2以降/10.4.11。Windows PCでは最大6台、Macでは最大4台まで接続できることも特長となっている。
サイズはW45×D75×H20mmで、重量は約41g。