ソニーは16日、ハンディカムなどで撮影したハイビジョン映像やスタンダード映像を、PCを介さずに12cmDVDディスクへワンタッチでダビングできるDVDライター「VRD-MC6」を発表した。発売は8月10日で、価格はオープン。推定市場価格は3万円前後。
ハイビジョン ハンディカムで撮影した映像は、ハンディカムとVRD-MC6をUSBケーブルで接続し、本体側の「ワンタッチディスクボタン」を押すだけで12cmDVDディスクへ高速ダビングをすることが可能。60分のハイビジョン映像(SPモード)は約20分でダビングすることができる。ダビングしたDVDディスクは、AVCHD対応のBDレコーダーやPS3などのAVCHD再生対応機器で再生することができる。
また、ハンディカムやDV規格に準拠している他社製のDVビデオカメラレコーダーで撮影した映像は、「VRD-MC6」とビデオカメラレコーダーをi.LINKケーブルでつなぐことで、12cmDVDディスクにダビングできる。コンポジット映像入力端子も装備しており、8mmビデオカメラなどで撮影してテープに保存しているアナログ映像もデジタルに変換して12cmDVDディスクにダビングすることができる。SD画質のハードディスク/メモリー/DVD方式のハンディカム映像も、SD画質で12cmDVDディスクにダビング可能。
メモリースティックデュオやSDメモリーカードなどの様々なメモリーカードに対応しており、デジタルカメラで撮影した写真を液晶画面上で確認し、撮影した日付やダビングしたい画像を検索してダビングすることが可能。また、好きな音楽をつけて、音楽付きのスライドショーのDVDも作成できる。
2.7型の液晶画面を搭載しており、本体の画面上で操作を確認しながらダビングしたり、プレビューでダビングした画像を確認することができる。
外形寸法は、144(W)×52(H)×156(D)mm(突起部を含む)、質量は約660gとコンパクト。天面に光沢感のあるピアノフィニッシュ加工を採用し、スタイリッシュで高級感のあるデザインを実現している。