medibaは16日、同社が保有するリサーチ専用会員を対象に実施した、「電子チラシサイトと生活」に関するモバイルリサーチの結果を発表した。これによると、携帯版の電子チラシサイトの認知率は42.3%で、最も認知されていた携帯版電子チラシサイトは「シュフモ」だった。
調査は、携帯版電子チラシサイトの認知率・利用状況を明らかにすることなどを目的に、6月22日~29日に20代~40代の全国の既婚女性を対象に実施。1,890人から有効回答を得た。
携帯版の電子チラシサイトの認知状況を聞いたところ、認知している人の割合は42.3%だった。有職者と専業主婦の属性別に見ると、女性有職者の認知率は36.8%、専業主婦は47.7%で、10ポイントの認知率の差が生じた。
各電子チラシサイトの認知度について調べると、最も認知されている携帯版電子チラシサイトは「シュフモ」で認知率は30.8%、次いで「Town Market」(18.3%)、「毎日特売」(9.0%)と続いた。
一方、携帯版の電子チラシサイトの利用率については、全体で利用している人の割合は26.7%。このうち、女性有職者の利用率は22.6%、専業主婦は30.8%で、専業主婦のほうが携帯版の電子チラシサイトを利用していることが分かった。最も利用されている携帯版電子チラシサイトは「シュフモ」で18.5%、次いで「Town Market」で5.6%と続いた。
また、携帯版電子チラシサイトを「特売情報の情報量」「レシピ情報」「クーポン情報」「地域のイベント情報」「新しいお店の情報」の5つの評価項目で満足度評価を行ったところ、「特売情報の情報量」と「レシピ情報」に関しては両者ともに満足度が5割を超えたが、「クーポン情報」「地域のイベント情報」「新しいお店の情報」に関してはいずれも、不満足度が5割を超える結果となった。