DTCP-IP対応ネットワークメディアプレイヤーソフト「DiXiM Digital TV」発売

デジオンは、著作権保護技術として普及が進むDTCP-IPに対応したネットワークメディアプレイヤーソフト「DiXiM Digital TV」を発売、Webサイト「DiXiM Digital TV」、「ioPLAZA」の各Webサイトからの購入できる。対応OSは、Windows XP(SP2/32bit版のみ) / Vista(SP2 Home Premium以上/ 32bit/64bit版)。Windows 7にも対応予定。価格は4,980円となる。

「DTCP-IP」は、家庭内LANなどのホームネットワーク内で著作権保護されたコンテンツを伝送するための技術規格。コンテンツを暗号化して送信することで不正なコピーを防ぎ、またホームネットワークから外部ネットワークへ流出することを防ぐ。サーバー機器側とプレーヤー機器側の双方でDTCP-IPに対応する必要がある。

今回発売された「DiXiM Digital TV」は、DTCP-IP配信対応のビデオレコーダー機器やPC、PC周辺機器などで録画蓄積したデジタル放送番組をホームネットワーク経由で離れた部屋のPCで視聴することができるソフトとなり、同社によると単体販売されるパソコン向けソフトウェアとしては、世界初のDTCP-IPストリーミング配信に対応したネットワークメディアプレーヤーとなる。デジタル放送をダイレクトレコーディングしたMPEG-2 TS形式に加えて、ビデオレコーダーの長時間モードで使用されるH.264/AVC形式にも対応する(ただしデジタル放送番組の視聴に特化しているため、アナログ放送を録画した番組は再生出来ない)。

ソフトは、月・週・日に切り替え可能なカレンダービューにより、録画番組リストをEPGライクに確認できるほか、未視聴番組、ジャンル、チャンネル、日時、曜日、時間帯など多彩なオプションキーを用いて録画番組リストの絞り込み表示により見たい番組をすばやく探せる。「30秒スキップ」や「5秒戻し」など、ビデオレコーダー機器に近い快適な操作性、前回再生停止位置から続きを再生できるレジューム機能、連続ドラマの視聴や好きな俳優の番組のチェックなどに便利な「関連コンテンツ」表示機能などを搭載する。