日産、「スカイライン クロスオーバー」を発売

日産自動車は13日、SUV「スカイライン クロスオーバー」を7月13日より発売する。価格は420万円から499万8000円。

同車は、「クーペとSUVを融合したデザイン」、「気持ちの良い加速、スムースな操縦性としなやかな乗り心地のバランス」、「走る楽しさを安全・快適にサポートする先進装備」を特徴としたニューモデル。

3.7L(リッター)V型6気筒「VQ37VHR」エンジンは、高出力243kW(330PS)/7000rpmと、2400-7000rpmで最大トルクの90%を発揮。高回転(7500rpm)まで軽快に吹け上がる伸びの良さも実現している。トランスミッションはマニュアルモード付7速オートマチックが組み合わせられる。燃費は9.1-9.7km/L(10・15モード、国土交通省審査値)であり、エコカー減税の対象外となる。

ボディは高いねじり剛性と効率の良い車体補強により、振動の少ない車体を実現。フロントにダブルウィッシュボーンサスペンション、リヤに新レイアウトのマルチリンクサスペンションを採用した。

自分のクルマを上空から見おろしているかのような映像により、駐車時の運転をアシストする「アラウンドビューモニター」を一部モデルに採用。新たに音声案内、フロント/リヤ各180度の範囲が確認できる機能、カーナビと連動した表示機能を搭載した。また、小学校付近での安全運転ガイドも搭載する。

そのほか、車線から逸脱しそうな場合にドライバーに注意を促す車線逸脱警報、同様の状況で各輪のブレーキをコントロールしてクルマを車線内に戻す操作を促す車線逸脱防止支援システムを設定(オプション)、約15km/h以上で走行中に前方の車両に接近した場合に注意を促す前方車両接近警報などをオプションで装備できる。