メルセデス・ベンツ日本は、高性能スポーツサルーン「メルセデス・ベンツ E63 AMG」をモデルチェンジし、予約受付を開始した。価格は1495万円。なお、納車開始時期は9月を予定している。
「E63 AMG」は、新型Eクラスをベースに、525PS(386kW)のメルセデスAMG製6.3L(リッター)V型8気筒エンジンと、新たに湿式多板クラッチを採用した「AMGスピードシフトMCT」(電子制御式7速トランスミッション)を搭載。また、先代モデルより出力を11PS(8kW)高めながらも、エンジン内部の摩擦低減や効率的なトランスミッションなどの採用により10%以上の燃費低減(欧州仕様参考値)を実現したという。
シャーシは専用設計されたフロントアクスル、電子制御スポーツサスペンション、リアエアサスペンション、AMGスポーツステアリングなどにより、Eクラスならではの快適性を維持しながらもハードなドライビングに対応した。
エクステリアでは専用デザインのフロントスポイラーやフロントワイドフェンダーなどを採用。インテリアにはしなやかな本革を用いたAMGスポーツシートや、AMGスポーツステアリング、AMG独自の機能を付加したメーターパネル&インストルメンタルクラスター、ドライビングモードの切替スイッチをセンターコンソールに配置したAMGドライブユニットシステムなどを装備している。