故マイケル・ジャクソンが2008年まで住んでいたカリフォルニア州サンタバーバラの邸宅「ネバーランド」を、博物館として一般公開する計画が進められていることがわかった。E! Onloneが伝えている。
千代田区とほぼ同等の面積を持つネバーランドは、2008年11月に差し押さえられる寸前で投資家トーマス・バラクによって買い取られた。エルヴィス・プレスリーの邸宅が「グレイスランド」としてファンの聖地となっているように、バラク氏はネバーランドをファンのために公開する準備をしているという。
生前、財政難に陥っていたマイケルだが、イギリスで行う予定だったツアーを成功させてネバーランドを買い戻すつもりでいたとか。関係者は「ネバーランドにはいやな思い出もたくさんありましたが、それでも自分から手放そうとはしませんでした。マイケルはあの場所が大好きだったんです」と、マイケルのネバーランドへの執心ぶりを明かした。
具体的なスケジュールや計画は未定だが、「第2のグレイスランド」化するには膨大なコストがかかる上に、認可も簡単には下りない可能性がある。今後関係者の間で調整が行われる見込み。