前回、「彫刻家への届け物」というクエストで無事オンラインデビューを果たした私。クエスト終了後には次回の再会を約束すべく、互いのIDを探しやすくするためのフレンド登録を……と思ったのもつかの間、さくっと解散してしまい、また一緒にクエストへ行ってくれるメンバーを探すハメになった次第です(とほほ)。

前回、苦汁をなめさせられた「怪鳥イャンクック」。今回こそは!

大型モンスターを狩りたいなぁ

あれから、オフラインのクエストで頑張った甲斐があり、防具も少々そろってきました。でも、初心者の貧乏ハンターとしてはやはり素材とゼニー(お金)がもっともっと欲しいわけですよ。あと、ハンターランクも上げて、もっと違うクエストにも挑戦してみたい!

街の加工屋にて。素材とゼニーが集まれば好きな武具を作ってもらえる

前回のクエストで1回力尽きてしまった苦い経験もすっかり癒えたことだし、そろそろまたイャンクックあたりの大型モンスターに直接挑戦しておこうかと意気込む私。前回の遭遇は、あくまでクエストのおまけでしたからね。というわけで、今回は「怪鳥イャンクックへのリベンジ」の巻です。

行きたいクエストは検索すべし

オンラインではサーバを選ぶと次に街を選ぶことになりますが、街に入る前に現在受注中のクエストを検索することができます。前回は勝手に受注したクエストにみんながついてきてくれたけれど、そういつもいつも、上手くことは運びません。イャンクックの討伐についてきてくれるハンターが必ず街にいるとは限りませんし。そこで、初めてクエスト検索機能を使ってみました。すると、画面にいくつか受領中のクエスト一覧が。お目当てのクエスト「怪鳥イャンクック襲来!」もありました。まだ人数に空きがあったので思い切って突入です!

クエスト検索した結果画面はこんな感じ。行きたいクエストに直接ジャンプすることもできる

いきなりの参加は……ほんとうにOK?

街に到着して、待ち合わせ場所となるいつもの酒場へ。ここで初対面同士、まずはあいさつをしなければ。いや、その前にこの街へ来た理由も言わないと!

「あのー、すみません。クエスト検索でたどり着いたんですけど……。参加してもよろしいですか?」

するとすぐに「OK」の返事が。よくよく聞くと、私以外のメンバーも検索でたどり着いたんだそうです。意外と活用されている機能なんですね。しかも、今まで参加してくれるメンバーをずっと待っていたらしい。「ぜひ参加してください!」なんてことも言われちゃったし、来てよかった~(感涙)。

酒場にて。メンバーにお礼を言いつつ、クエストに参加できる喜びに感激もひとしお

こうして、貧乏ハンターの私を快く受け入れてくれたメンバーとさっそくクエスト開始です。ぱーふー(※くどいようですがクエスト出発時の効果音です)。

クエストにだんだん慣れてきたのはいいけれど

今回のクエストの目的は大型モンスター・イャンクックの討伐になります。キャンプで支給品を受け取って、さぁ出発だ! いや、その前にスタミナを満タンにするために肉を焼かないとね。結果は「上手に焼けました~」。今日はなんだかいける気がしてきたぞ!!

クエスト中は欲しい素材を集めるのも大事なこと。ただし必ずしも欲しい素材が剥ぎ取れるとは限らない。「生肉、欲しいなぁ。あれれ? 竜骨ばっかり!?」なんてこともしばしば……

……と、のんきに肉を焼いている間にメンバーはさっそく目的のモンスターにたどり着いたようです。私もあわてて目的地へ。ここで1つ決めゼリフを。

「俺、参上!」

するとメンバーからは

「おか~(おかえりの意味)」
「よろー」

と歓迎(!?)のあいさつが。イャンクックの目前で愛用の武器であるハンマーをジャキーンと構えて、狩りの準備はOK。さぁ、狩るぞ!

メンバーのすき間を狙ってなんとか攻撃したい私。でも攻撃はなかなか当たらず。とりあえず適当に振り回したハンマーがイャンクックの脚に当たって、やったーと思った瞬間、メンバーにも当たり、マトリックスばりのスローモーションで手足をばたつかせながらはるか頭上へと舞い上がっていく姿を確認してしまいました。ダメージは入らないのですが、仲間に吹き飛ばされても一定時間操作不能になってしまうので、あわてて「すみません」と謝罪。すると「いいよー」という優しいお返事が。ハンマーっていう武器は、与えるダメージが大きいのがお気に入りなんですけど、いろんな意味で破壊力抜群というか……。今後は周りにも気をつけて振り回さないと!

お、攻撃が当たったぞ。わーい♪

そして、仲間にもクリーンヒット。空高く舞い上がっていきました。ほんとうに申し訳ない(涙)

結局、モンスターの動きについていくのがやっとで、相手の攻撃をかわすのがほんとうにしんどい! ハンマーという武器はガードできないのでなおさらである。気がつくと体力が半分以下になっていることも。イャンクックが私の横を走り去る。距離を置いて身の安全を確認してから、応急薬で体力を回復しようとしたその瞬間!! 応急薬を飲んでキラーンと光った自分を見て安心した私の目に、こちらに驀進してくるイャンクックの姿が飛び込んできて……。無情にも「力尽きました」の表示が……。

イャンクックから離れ、応急薬で体力回復。急いで回復して、また狩るぞ~と思っていたら……

ええー!? もう戻って来たの? 動揺する私にたたみかけるようにイャンクックの攻撃が連続ヒット

やってしまいました。あーあ。力尽きてしまうと報酬もハンターランクポイントも減って……。トホホなことばかりです

2回力尽きた果てに、メンバーのもう1人も……

イャンクックの攻撃がかわせず、結局2度も力尽きた私。メンバーは「どんまい」と言ってくれるけど……。3度目の「俺、参上!」にはメンバーから「応援しててー」の返事。そうなんです。私がすでに2度力尽きているので、私を含む誰かがもう一度力尽きると連帯責任でクエストは失敗になってしまうからです。皆の本音は「お前が参加するとクエストが失敗するから、頼むからここに来ないでくれ」ということなのでしょう。それをズバリと言わずに「応援してて」と遠回しに言ってくれる辺り、皆の多大なる気遣いに思わず涙です……。

今度ばかりは遠巻きに応援することにした私。クエスト開始時とうって変わって弱気モードです。お、Aさん(仮称)の体力少なくなってきたけど大丈夫かなぁ。あ、体力回復しないとまずいような……。でも、いける? 大丈夫? とまぁ、こんな状況を心配していたら、やはり予感は的中。Aさんが力尽きてしまい、今回のクエストは失敗に終わりました……。

リベンジなるか…なぁ?

クエストが終わり、皆で酒場に戻ってきました。まずは私から2回力尽きたことのお詫びを。すると、なぜか残りのメンバーもひたすら謝ってきました。皆、イャンクックならば余裕で狩れるものと思っていたこと。しかも、誰かが討伐してくれるだろうとあまり本腰が入っていなかったんだとか。

今回はクエストに失敗してしまった。でも、落ち込んでばかりはいられない。再起を誓って作戦会議の始まりだ!

せっかく協力プレイしているんだから、みんなで作戦を考えないと! あるメンバーは言います。はたして、4人で協力して狩るにはどんなテクニックが必要なんでしょうか? そんなこんなで、次回は作戦会議から始まるリベンジレポートをお届けします。

(次回へ続く)

ゲームタイトル モンスターハンターG
対応機種 Wii
ジャンル ハンティングアクション
発売日 2009年4月23日 (発売中)
価格 3,990円
CEROレーティング C (15才以上対象)
備考 クラシックコントローラ専用
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