オムニバス映画『ブルー・パシフィック・ストーリーズ』の完成披露試写会が6日、都内で行われ、監督に初挑戦した土屋アンナ、AI、元「Def Tech」のMicroが出席した。
『ブルー・パシフィック・ストーリーズ』は海をテーマにした作品。土屋は環境問題、AIはダンス、Microはサーフィンを盛り込み制作された。アニメーションを取り入れ、タウというオリジナルキャラクターが活躍する「フィッシュボーン」を監督した土屋は「海が大好きなんです。少しでも海のためにできることがあるかもしれない、ということを伝えられれば」と照れた表情を見せながらもアピール。全編英語、アメリカ・ロサンゼルスでのオールロケで撮影した「TAKE ACTION」を手がけたAIは「最初は、『LAでのロケがすごく楽しくて。でも、キャスティングには苦労しましたね。友人たちに超しつこく電話をかけまくりました(笑)」と振り返った。
また、AIは「最初は『私なんかがやっていいの?』って思ったんです。北野武さんから『なんだ、AIって奴は!』なんて言われたらどうしよう(笑)」と話しながらも「私たちって天才なんじゃないかと思うくらいの出来です(笑)。できるだけの事はしました!」と自信を見せていた。
同作は、8月1日より新宿バルト9ほかで全国ロードショー。なお、8月1日、2日には東京・赤坂の「赤坂ブリッツ」、「ACTシアター」で3人によるライブが行われるイベントも開催。ライブの模様は、全国の映画館に衛星回線を使用して生中継される。
土屋アンナ監督作「タウのぼうけん」
AI監督作「TAKE ACTION」
Micro監督作「カモミールの羽」
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