Webブラウザが次世代規格に対応しているかを一発検出
Faruk Ates氏は7月3日(米国時間)、Modernizr Version 0.9をリリースした。Modernizrは次世代規格であるCSS3の各種プロパティが有効かを検出するためのライブラリ。デベロッパは同ライブラリを使用することで、実行中のWebブラウザが次世代規格の機能に対応しているかを簡単に検出・確認できるようになる。
Version 0.9の時点で検出可能な項目は次のとおり(リリースノートより抜粋)。
- Canvas
- rgba()
- hsla()
- border-image:
- border-radius:
- box-shadow:
- Multiple backgrounds
- opacity:
- CSS Animations
- CSS Columns
- CSS Gradients
- CSS Reflections
- CSS Transforms
- CSS Transitions
なおCanvasとCSS Columnsについてはごく基本的な実装のみで、のちのリリースで機能強化・テスト項目の追加をおこなうとのことだ。
ミニファイされた状態でおよそ6kbほどの軽量なJavaScriptライブラリ。導入も簡単で気軽に試せそうだ。CSS3やHTML5の機能をいろいろなWebブラウザで試している方は、導入を検討してみてはどうだろうか。本稿では複数のWebブラウザ上での、Modernizrの動作結果を紹介しよう。