トムソン・カノープスは、ビデオ編集ソフト「EDIUS」のオプションとして、テキストを入力するとナレーションが作成できる音声合成プラグインソフト「AITalk 声の職人 for EDIUS」を7月上旬に発売する。
エーアイが販売する「AITalk 声の職人」は、テキストを入力するだけで自然かつ流暢な音声を作成できる音声合成ソリューション。豊富な辞書機能を持ちスピードの調整、イントネーションの調整など、簡単な操作で音声ファイルを作成することができるため、ナレーションをはじめ様々な用途に使用できる。
今回、トムソン・カノープスとの業務提携により、同製品がビデオ編集ソフトEDIUS用のプラグインとして発売される。それによりテキスト入力を行い保存をすれば、EDIUS Binのウィンドウに登録されるなど、EDIUS内で音声ファイルを作成することが可能。イントネーションの調整をより細かく設定でき、抑揚や音程も変化させることもできるので、より人間に近い音声が作成できるほか、よく使う単語、フレーズを登録することもできるので、作業効率を上げることができるなど、本製品のみの機能も搭載される。
価格は、LITE版が7,875円で上記機能が搭載されたフルバージョン版は、31,500円。いずれも「明るく元気な声」を特徴とした音声での合成が可能で、EDIUS Neo2とEDIUS Pro 5に対応。また、オプションとして他の特徴を持った音声も用意されている。