NTTドコモは6日、携帯端末向けマルチメディアプレーヤーを中心としたソフトウェアの開発・ライセンス事業を展開する米国のパケットビデオ・コーポレーション(パケットビデオ)と、業務・資本提携について合意したと発表した。
パケットビデオのマルチメディアプレーヤー「CORE(pvPlayer)」は、音楽・動画コンテンツを再生するソフトウェアとして、2003年からこれまで、NTTドコモの90機種以上のFOMA端末に搭載されている。
NTTドコモとパケットビデオは今回、業務・資本提携について合意。共同開発の推進などにより、「開発の効率化や製品の供給安定化、さらなる機能向上を図り、NTTドコモの音楽・動画サービスの進化と両社の市場競争力強化を目指す」(NTTドコモ・パケットビデオ)としている。
また、同合意に基づき、NTTドコモはパケットビデオの発行済株式総数の35%の普通株式を同社親会社のNextWave Wireless Inc.から4,550万ドルで取得。これにより、パケットビデオはNTTドコモの関連会社となる。