69歳にしてバラエティー番組などで"再ブレイク"中の板東英二が日本各地を歩く生放送番組『バンバンバン』(毎日放送・TBS系 毎週金曜 13:55~)が、7月24日、25日に開催される大阪の夏の風物詩「天神祭」に向け、120年の歴史を誇る「天神橋筋商店街」とコラボした合同吊り広告が同商店街に登場。2日、お披露目式&発表会見が行われた。

天神祭みこしギャルに囲まれて笑顔の板東英二

板東の巨大な顔がインパクト大の吊り広告は長さ3m、幅2m。天神橋筋商店街1丁目から6丁目まで計9枚がおよそ1ヶ月間の予定でアーケードを飾る。

お披露目式には、板東に加え、7月23日に行われる天神祭の恒例行事「ギャルみこし」に参加する昨年度の準ミス天神・宮崎希さんら3人のみこしギャルが出席。行き交う人が思わず足を止めるほど大きな自分の顔と対面した板東は「こんなにデカイとは……ビックリしたわ!」と思わず絶句! しかし、いかにも夏らしいビジュアルを「めっちゃさわやかですよね~」とギャルたちに褒められるとまんざらでもなさそうな様子で顔をほころばせていた。

吊り広告に躍る"まだまだ若いもんには負けまへん!!"という宣言の通り、『バンバンバン』では"生きてる間に見ておきたいニッポン"の風景を求めて全国をパワフルに歩きまわる板東は「僕、今も草野球やってますんで、歩くのも走るのも若い人に負けてないと思います。芸能界で一番元気なのは、僕と(島田)紳助ちゃいます?(笑)」と元気をアピール。「僕自身もまたいつか行きたいと思える場所に足を運んで、みなさんに紹介できるのがうれしい。商店街に集まる年配の方にも見てもらいながら、あとは若いギャルの方々にも受け入れていただけるといいですね(笑)」と番組をPRしていた。

お披露目式では脚立に上って吊り広告をオープン

唐突に本のPRを始める板東。なぜ今なのか……?

このところ、意外な天然ぶりや超マイペースな行動がが若手芸人たちのターゲットとなり、バラエティー番組の新たなイジられキャラとして再ブレイクしている板東。その理由を「若いお笑いの人たちが僕のことを理解してくれたんでしょう。ちょっとボケてるところとか」と分析してみせた板東は「この年になってもいろんなことができる。芸能界の仕事は40年ほどやってますけど、今が一番充実してます。ただ、FUJIWARAの藤本だけはやたらうるさく絡んでくるんで鬱陶しいですけど(笑)」と楽しんでいるようだった。そして会見後、先ごろ出版された自身の爆笑伝説が綴られた本『天然 板東英二のゆでたまご伝説』を唐突に取り出した板東。集まった記者の前でページを繰りながら「我ながらスゴイ! これはベストセラーにしたい」とちゃっかり宣伝をねじ込み、いかなるときも我が道を行く? マイペースぶりを遺憾なく発揮していた。