女優の三倉茉奈・佳奈が1日、東京都内のホテルで行われた『第4回 きもの文化検定』の記者発表会に着物姿で出席した。
事前に検定試験の問題に挑んだ2人は、本会場で"名誉4級"に認定され、茉奈は「大学受験の時を思い出してすごく緊張してたんですが、意外と解ける問題が多くて楽しかった」と、手ごたえに大満足していた。実は、茉奈も佳奈も、10問中9問を正解し、不正解だったのは同じ問題だったという。「間違ったところが同じだったんですよ! 選んだ番号も一緒で、『双子や~!』ってびっくりしましたね(笑)」と、顔を見合わせて驚きを語っていた。
いつも以心伝心の二人だが、今年3月まで放送された、NHK連続テレビ小説『だんだん』の出演をきっかけに、違う趣味を持ち始めたという。祇園の舞妓・芸子を演じた佳奈は、出演にあたり着物を一から勉強し、今では帯も自分で結べるようになったとアピール。「プライベートで着物を買いに行ったり仕立ててもらったりもしています。6月からは、(ドラマで習った)京舞の井上流にも入門させていただきました」と、着物の世界にすっかりはまっている。現在のコレクションは、着物10枚以上に帯は15~20本持っていると明かし、隣で聞いていた茉奈も、「いつの間に!?」とびっくり。「羨望の眼差しですね。着付けを教えてもらえるといいな!」と期待していた。一方、茉奈は、ミュージシャン役を演じたことから、ギターのレッスンを趣味で始めたと報告。佳奈は、「茉奈はギターが弾けて、わたしは京舞を習って、それぞれの特技や趣味ができたのはいいきっかけだったなと思います」と、新鮮な喜びを語った。
また、好みの男性のタイプについても、「最近、少しずつ(2人の好みが)違ってきましたね」と意見が一致。「俳優だと大沢たかおさんが好きです。渋くて真面目だけど、何かありそう(笑)」(茉奈)、「小泉孝太郎さん。清楚な感じで着物が似合いそう。爽やかな大人の雰囲気がいいですね!」(佳奈)と、着物姿が艶やかで大人の女性に成長した二人は、それぞれに個性が出てきたようだ。
『きもの文化検定』は、着物にまつわる歴史・文化についての知識習得を通して、着物への理解を深めることを目的としたもので、第4回となる今年は、10月18日(日)に、東京、大阪、札幌など全国15都市で実施される。