NTTドコモは2日、みずほ銀行と協力し、携帯電話を利用した送金サービス『ドコモ ケータイ送金』を21日から提供開始すると発表した。

『ドコモ ケータイ送金』利用イメージ

NTTドコモは今回、みずほ銀行を所属銀行とした「銀行代理業」の許可を取得。新サービス「ドコモ ケータイ送金」の提供を開始することにした。

ドコモ ケータイ送金では、新たな口座の開設や事前登録などの手続きをすることなく、送り手となるユーザーが相手(受け手)の携帯電話番号を指定することで送金などが可能となるサービス。受け手は、送金された金額を任意の銀行口座で受け取るか、または毎月の携帯電話料金に充当する方法で受け取ることができる。

送金金額については、サービス利用料と一緒に、毎月の携帯電話料金に合算して送り手のユーザーに請求することになる。

利用対象者は、iモードの契約者。サービス利用料(送り手負担)は、1回105円(税込)。口座指定手数料(受け手負担)は、ケータイ電話料金へ充当するか、みずほ銀行銀行口座へ振込を指定する場合は無料で、みずほ銀行以外の銀行口座への振込する場合に1回65円(税込)かかる。

送金限度額は2万円まで(※ ただし、NTTドコモが定める基準に従い、1万円となる場合もある)。受取限度額は、1カ月あたり合計20万円までとなっている。